SPORTS CHANGE MAKERS

2021-05-13

欧州代表紹介:ゼラ・ダファウス・ブソさん

ゼラ・ダファウス・ブソさんは、スペインのグラナダ大学でスポーツと運動科学の学位を取得し、さらに、イギリスのハル大学で臨床運動生理学の修士号を取得した。ブソさんは、スポーツと運動の研究に関心があり、スポーツを心理社会面や健康面でのツールとして利用することで世界を変えていきたいと考えている。ブソさんは実に精力的で熱心な人である。かつて有名なレスラーだったブソさんは、スポーツが世界を良くする機会を提供するということをレスリングを通じて学び、そして高いレベルで競争するために何が必要かの理解を深めることができた。ブソさんの日常の中でトレーニングが重要な日課であると同時に、旅行、ハイキング、料理、絵を描くことも大好きだ。以下、SPORTS CHANGE MAKERS欧州代表のゼラ・ダファウス・ブソさんに伺った。

写真:ゼラ・ダファウス・ブソさん

強み

国際関係での経験とマルチリンガル能力と共に、リーダーシップと強い勤労意欲が私の強みです。

スポーツを、社会を結束させるためのもの、病気の予防や治療手段として用いることにより人々の生活を改善することが私の夢です。

大学生活

住まいはキャンパス内の学生寮なので、学生同士交流しやすい環境です。通常は午前中の授業を受けたらすぐ、午後には図書館で友達と落ち合いそれぞれの課目を学習します。その後は、トレーニングに行き、夜は仲間と一緒にディナーを作ります。どうしたら世界を良くすることができるかのアイデアを出し合い密度の濃いおしゃべりをします。

SPORTS CHANGE MAKERSにどうして参加することにしたのですか?

我々の革新的なアイデアを世界と共有し、スポーツの良さをどんな形であれ最大限引き出すために、私のチームと私自身にとってこれは完璧な機会だと思ったからです。

欧州代表に選ばれた時の感想はどうでしたか?

私のチームメンバーはそれぞれが多様なスキル(語学、テクノロジー、プログラミング、創造力、スポーツ、経験知識など)を持っていて、そのためとても多彩なチーム構成です。更にチームとして効果的に活動を進める能力にも優れています。更に、我々のアイデアは、スポーツの障壁を破り、スポーツから得られる恩恵を世界中の人々に提供する大きな可能性を秘めています。

チームメートへ一言お願いします

あなた方は、短い期間に私の小さな家族になりました。人生で最高の経験を一緒にさせてもらい、また難しい作業をとても楽しくさせてもらえたことに感謝しています。

8月23日の最終プレゼンテーションに向けての思いを聞かせて下さい

オリンピック・パラリンピック競技大会に関わることは、アスリートである私にとって人生を通じての夢でした。そして我々の素晴らしいアイデアを、ついに世界の人たちに発表できるのは、これ以上嬉しいことはありません。

パナソニックは、映像音響機器のオリンピックおよびパラリンピックのワールドワイドパートナーです。