SPORTS CHANGE MAKERS

2021-05-25

日本代表紹介:横瀬健斗さん

山梨県出身で、京都工芸繊維大学の大学院に所属している横瀬さん。自分の感性で新しい何かを生み出すことや日常に潜む美しい調和を見つけることが好きで、日常生活の多くの時間をつくることと考えることに費やしている。専攻の建築やインテリアはもちろん、最近はプロダクトやグラフィック、写真やサウンド、料理まで、ひとつの分野に囚われることなく自由に「Creation」を楽しんでいる、SPORTS CHANGE MAKERS日本代表の横瀬さんに伺った。

写真:横瀬健斗さん

強み

私の強みは思考と感性です。特別優れた才能は何ひとつありませんが、周囲の環境を冷静に観察すること、そしてその環境に置かれた自分自身を俯瞰的に分析することは子供の頃から得意だったように思います。また、ありふれた日常や自然の中に潜む美しさを感受できることも自分の強みだと言えます。

何かをつくることがこれからも好きでいられること、そして自分のつくるものをずっと好きでいられることです。

大学生活

19年の秋から20年の夏まで、フィンランドの大学院で留学を行なっていました。大学では主に建築やデザイン、アートの授業を受けていて、最近は専門外の分野の講義にも参加をしています。授業のない日は散歩をしながら写真を撮ったり、部屋に籠もって本を読んだりパソコンで何かを制作をしていることが多いです。じっくり考えごとをするのが好きなので、ひとりでいる時間が比較的多いです。

SPORTS CHANGE MAKERSにどうして参加することにしたのですか?

審査員の林さんのツィートでこのコンペを知り、IOCへのプレゼンテーションやアイデア実装の可能性など、他には無い多くの魅力をこのコンペには感じていました。子供の頃のサッカーの想い出も、このコンペに参加をする上での大きなモチベーションとなりました。

日本代表に選ばれた時の感想はどうでしたか?

私が代表になれたのは、自分が本当に見たいと思う未来の風景をまっすぐに提案できたからだと思っています。このような大きなプロジェクトを進めていく上で、学生の自分にはまだ分からないことも当然たくさんあるのですが、それと同じように学生の自分だからこそ提案できるアイデアもたくさんあると思っています。そういう自分にしかできないことをとことん信じてやっていこうと思いました。

8月23日の最終プレゼンテーションに向けての思いを聞かせて下さい

この一日がプロジェクトの終わりの日ではなく、新しい何かが始まる日になればいいなといつも思っています。

パナソニックは、映像音響機器のオリンピックおよびパラリンピックのワールドワイドパートナーです。