第8回:シリーズ『AI型FAQ活用術』(2/2)

実例に見るAI型FAQの生かし方~ パナソニック「WisTalk」で説く【後編】~

パナソニック社内での実践

こうしたAI型FAQの可能性に着目し、パナソニックでは、法務部門と情報企画部門がWisTalkの社内利用をすでに始動させています(画面1)。このうち法務部門では従来、法令やコンプライアンスに関する質問を多く受け、その対応に追われることがよくありました。その業務負担を軽減する目的で、WisTalkを採用し、AI型FAQのシステムを作り上げたのです。

法務部門の問い合わせ入力画面
情報企画部門の問い合わせ入力画面

画面1:WisTalkを活用したパナソニック法務部門と情報企画の問い合わせページ

また、パナソニックのお料理レコメンドサイトでも、WisTalkの実験的な活用が行われていました(画面2)。

画面2:WisTalkを活用した“お料理”レコメンドサイト

画面2:WisTalkを活用した“お料理”レコメンドサイト

広がるWisTalk活用の裾野

パナソニック以外にも、WisTalk利用の裾野は広がりつつあります。

例えば、製造業A社では、パナソニックと同様に、社内におけるヘルプデスク(総務、人事、法務、情報システム)業務へのWisTalkの適用を進めています。AI型FAQシステムによって、社内からの問い合わせに対応する業務負担を減らし、本来業務に集中する時間を増やすことが、WisTalk導入の目的です。

また、サービス業B社では、カスタマーセンターのFAQ業務の合理化にWisTalkを生かしています。これは、顧客からの問い合わせ対応の多くをAI型FAQシステムによって自動化して、オペレーター人数の最適化を図ることを目的とした取り組みです。AI型FAQシステムは、夜間や休日でも顧客に対応することができるため、結果的に顧客満足度の向上や商品の売り上げアップにもつながっています。

一方、部品メーカーC社では、製品サイトでの問い合わせ対応にWisTalkを活用しています。同社では、サービスや商品に関する問い合わせをWebサイトで受け付けていますが、WisTalkで構築したAI型FAQシステムであれば、顧客との対話を通じて、顧客が求める回答を自動的に返すことが可能になります。結果として、顧客対応に当たる担当者の労務負担を軽減できるだけではなく、(システムのメンテンス時を除き)24時間365日での対応や、商品理解の促進による顧客満足度の向上を実現することができようになります。

WisTalkの「お試し評価版」を提供中

WisTalkでは現在、「お試し評価版」も提供しています。この評価版では、利用のための料金は発生しません(ただし、コンサルティングなどをご要望される場合は、別途費用が発生する場合があります)。

お試し評価版のシステム稼動は24時間365日(メンテナンス停止などの場合は別)。ご興味のある方は、ぜひ、お問い合わせください。

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