第15回:シリーズ『実効果を生む働き方改革』(1/2)

本稿では前回、パナソニック ソリューションテクノロジーが2016年から推進している「働き方改革」の成果をさまざまに紹介しました。そうした数々の成果を生んだ源泉がITソリューションです。今回と次回の2回にわけて、それらのソリューションを紹介していきます。
柔軟な働き方と労働生産性向上の両立に向けて
2016年から推進されてきたパナソニック ソリューションテクノロジーの「働き方改革」。これまでの連載でも触れたとおり、その大目標は、「今後の成長を支える職場環境・業務環境の構築とその実績をソリューション化し成長戦略を加速する」ことにあります。
この大目標を達成すべく、パナソニック ソリューションテクノロジーでは「柔軟な働き方の実現」と「労働生産性の向上」という2つの目標を定め、それぞれの実現に向けて次のような課題の解決も併せて図ってきました。
課題(1) “仕事は「いつでも」「どこでも」可能”を実現すること
課題(2) 働き方の現状や改善効果を見える化すること
課題(3) 新たな環境下でもコミュニケーション量を維持・増加させること
課題(4) 社員の繁忙感を和らげること
課題(5) 働き方改革の取り組みを社内的に啓発、浸透させること
本稿ではまず、「柔軟な働き方の実現」という目標を実現するために、どのようなITソリューションを活用してきたのか、またその中で、上記の課題解決をどのように図ってきたのかについて紹介します。
「柔軟な働き方」を実現するITソリューション
「柔軟な働き方」を実現するソリューションとして、パナソニック ソリューションテクノロジーが活用しているITの仕組みは、大きく以下の3つに類別できます。
A:情報の電子化・活用(ペーパーレス化)
B:在席・所在管理
C:会議室管理
このうち、「A」のソリューションは、文書管理・ワークフローの仕組みとして、パナソニックグループが20年以上活用し、300社以上のお客様への導入実績がある情報基盤です(図1)。

図1:「柔軟な働き方」を実現するための情報基盤のソリューション
このソリューションの導入・活用によって、「業務に必要な情報がすべて電子化され、モバイル端末でどこからでも安全にアクセスできる環境」や「申請/承認の手続きを電子的に行う環境」、さらには、「ERPを含む各種の業務システムにアクセスできる環境」を実現しています。これにより、上述した「課題(1)」──つまりは、「いつでも、どこでも仕事が可能な環境を実現する」という課題を解決しているわけです。
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