第28回:シリーズ『ビジュアルな作業ナビゲーション活用術』(1/2)

機能性で点検!「標準作業ナビ」のアドバンテージ

標準作業ナビ」は、映像・音声を使って製造(組立)の手順をナビゲートするシステムです。今回は、その機能的な優位性について、「手順書作成」と「作業ナビゲーション」を中心に、少し詳しくご紹介します。

手順書作成の容易性

標準作業ナビでは、ベテラン(熟練者)の作業映像から簡単にナビゲーションコンテンツや作業手順書を作成することができます。

写真や図版といった静止画を何枚も用意しなくても、ウェアラブルカメラをベテランに装着してもらい、作業の様子を撮影するだけで、画像素材の準備が整います。というのも、標準作業ナビの作業指示作成ツールを使うことで、撮影した動画から、必要な動画/静止画を簡単に切り出し、ナビゲーション用のコンテンツを作成できるからです。また、作業の撮影は一度行えば十分なので、ベテラン作業者にほとんど負担をかけません。

動画/静止画の編集には、マイクロソフトの汎用的なプレゼンテーションツールである「PowerPoint」を使うことができるので、新たな操作方法を覚える必要がないというメリットがあります。さらに、作成したナビゲーションコンテンツを、「Excel」の帳票やPowerPointで活用することもできます。

作業ナビゲーションでの優位性

標準作業ナビは、作業ナビゲーションの機能が豊富で、組立作業をさまざまな側面からサポートすることができます(図1)。

図1:標準作業ナビの運用画面例
図1:標準作業ナビの運用画面例

標準作業ナビでは、動画、静止画、そして音声(ガイダンス)によるナビゲーションをサポートしています。「作業区分(新人、通常、熟練)」の切り替えによって、作業者の作業習熟度に応じてナビゲーション内容を変更することも可能です。

ナビゲーションの進行は、「進む/戻る」「一時停止」といった操作ボタンによって行うのが基本ですが、そうした作業送りの操作には、キーボードやマウス、タッチパネルはもとより、音声(認識)やフットスイッチなど、さまざまなインターフェイスが利用でき、作業現場の環境に合わせた運用が可能です。

加えて、標準作業ナビでは、作業者が使う電動ドライバーとのデータ連携によって、作業送りの効率性と作業の正確性を確保することが可能です。具体的には、電動ドライバーからの「締め付けOK」信号(本数)を標準作業ナビで受け取り、それをもって、次工程へと作業を進めることができます。

こうした電動ドライバーとの連携以外にも、PLC(Programmable Logic Controller)からの信号によって作業送りを自動化したり、その逆に、作業ごとに指定された信号をPLCへ出力し、作業者による作業の進捗とライン制御との同期性を確保したりすることもできます。

このように、生産ライン全体を俯瞰した作業のナビゲートを可能にしている点も、生産現場を深く知るパナソニックのソリューションだからこその特長といえます(図2)。

図2:生産ラインと親和性のあるナビゲート
図2:生産ラインと親和性のあるナビゲート

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