ご利用シーン
複数オペレーターによる大規模文書処理システム
スキャナーや複合機でスキャンした帳票の画像データをサーバーでOCR処理し、複数のオペレーターで認識結果の確認・修正を行います。
同時に並行して確認・修正を行うことで、作業時間を短縮でき、短時間で大量の帳票をデータ化できます。大量に読み込んだ帳票の認識結果は、それぞれ排他的に確認・修正できるため、同じ認識結果が複数のオペレーターによって重複して修正されるのを防ぐことができます。
FAXシステムにおけるバックグラウンド処理
FAX受信機または複合機で受信したFAXデータがバックグラウンドでサーバーの監視フォルダーに保存されると、自動でOCR処理が行われ、認識結果がデータベースに保存されます。
OCR処理がバックグラウンドで行われることで、OCR処理の待ち時間が必要なくなります。その結果、オペレーターはデータベースに保存された認識結果を確認・修正するだけでよく、作業時間を削減できます。
多拠点からのOCR処理
スキャンした帳票画像を各拠点から本社のサーバーに送信します。サーバーの監視フォルダーに保存されたスキャン画像は、本社で設定した監視ルールに基づいてサーバーでOCR処理され、データベースに認識結果が保存されます。保存された認識結果は各拠点で確認・修正を行います。
一箇所で監視ルールを設定することによって、OCR処理のルールを統一できます。また、スキャン画像の送信に続いて、認識結果の確認・修正、データ出力を各拠点で行うことで、画像送信からデータ化までのタイムラグを短縮でき、即時性のある業務に対応できます。