リサイクル事業

当社は20年以上にわたって家電リサイクル法で定められた4品目(エアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機)のリサイクルに取り組んできました。パナソニックグループ全体でも「Panasonic GREEN IMPACT」を掲げて、リサイクル事業は、サーキュラーエコノミーの実現、および脱炭素社会の実現にも大きく貢献しています。

家電リサイクルを通した資源循環

加東樹脂循環工場
Panasonic Resource Recycling Factory Kato
(PRRFK)

パナソニック
エコテクノロジーセンター株式会社(PETEC)

パナソニック
エコテクノロジー関東株式会社(PETECK)

パナソニック加東樹脂循環工場での取り組み

使い終わった家電から回収される樹脂は、再利用のために加工する必要があります。わたしたちは家電メーカーとして唯一、社内に再生樹脂の開発・製造拠点(加東樹脂循環工場)を設立し、サーキュラ―エコノミー社会の実現に取り組んでいます。
加東樹脂循環工場では、家電リサイクルプラントで分別回収した樹脂に、洗浄、異物除去、物性回復などの処理を行い、再利用可能な形態に加工し、製品開発部門と連携しながら再び製品で使用しています。
資源の新規投入量、素材製造時のCO2削減を通じて、製品の低減にも貢献しています。

家電リサイクルプラントでの取り組み

2023年に業界で初めて、エアコン室外機を人の手を介さずロボットが解体する「廃家電自動解体システム」を開発。
一台で、多種多様なエアコン室外機に対応し、雨風にさらされて外しにくくなったネジがあってもスムーズに解体できます。
安全・安心な未来の家電リサイクルの実現を目指しています。