2019年11月27日

大成建設株式会社様と株式会社諸岡様が共同開発した自動運転クローラダンプ「T-iROBO® Crawler Carrier」に当社が開発した人体検知システムおよび自動走行システムが搭載されました

図1:バックホーに土砂を積み込まれるクローラーダンプ

パナソニックアドバンストテクノロジー(株)では、2011年に発行された自動車機能安全規格ISO26262において、2012年にASIL-D(Automotive Safety Integrity Level:自動車安全水準の最高ランクD)を認定取得して以来、さまざまな車載ECUのシステム開発の経験を積んでまいりました。
一方で、生産労働人口の減少とともに、生産性向上や人手不足の解消はさまざまな業界で課題となっております。当社が、車載システム開発で培った、高度な自律運転技術・機能安全システム構築技術を、建設機械に適用し、これらの課題を解決してまいります。
今回、自動車等で実用化している画像認識人工知能(AI)を建設現場向けにカスタマイズし、(1)人体を検知し、自動停止する機能 (2)障害物を検知し、迂回走行または自動停止機能を実現いたしました。認識AIの学習用データセットの作成から認識AIアルゴリズムの最適化までトータルに関わることで低コスト、短期間でのシステム構築を実現いたしました。

図2:人体検知のイメージ
(クローラーダンプが人体を検知すると自動的にブレーキ制御がかかる)

今後、実現場において本技術の検証を継続し、さらなる自動化技術の確立を目指してまいります。