新製品
2020年4月23日
パナソニック スマートファクトリーソリューションズ株式会社
簡易ロボットティーチングシステム
Virtual Robot Programming System(VRPS)発売
直感的な操作で簡単ティーチング
品名 |
Virtual Robot Programming System(VRPS) |
希望小売価格(税別) |
オープン価格 |
工場出荷予定日 |
2020年4月24日 |
月間生産台数 |
20台 |
パナソニック スマートファクトリーソリューションズ株式会社は、業界初※1のVR(仮想現実:Virtual Reality)技術を活用した簡易ロボットティーチングシステム「Virtual Robot Programming System(VRPS)」を2020年4月24日より発売します。
本製品は当社指定のVR機器を使用して、溶接技術者の動作をロボットで再現することに成功しました。VR機器を採用することで直感的な操作が可能となり、これまで専門性が必要とされたロボットティーチング作業を簡単にします。さらにティーチング時間を短縮し、ロボットの高稼働率および高生産性を実現します。
特長 ~直感的な操作によりティーチングの簡易化、高速化を実現~
- VR技術で溶接技術者の動作をロボットで再現
- 直感的な操作でティーチングに関する専門性を低減※2
- ティーチング時間の短縮を実現(最大60%)※3
【お問い合わせ先】
パナソニック株式会社 コネクティッドソリューションズ社 プロセスオートメーション事業部
プロセスイノベーションセンター 熱加工システム総括部 グローバルマーケティング課 菊地
電話 06-6866-8556(直通)
ホームページ:パナソニック スマートファクトリーソリューションズ株式会社
【開発の背景】
アーク溶接ロボットは主力顧客である自動車業界をはじめ、さまざまな業界の溶接現場で採用されています。しかしながら現状の溶接現場では適正人材の不足や人件費の高騰など生産設備を維持する『人』に起因する課題が増加しています。
当社では「Virtual Robot Programming System(VRPS)」をお客様に提案することで、ロボットティーチングの専門性を下げつつ、ロボットの高稼働率および高生産性に貢献するなどの付加価値の追求を進めてまいります。
【特長】
1.VR技術で溶接技術者の動作をロボットで再現
溶接作業者のノウハウであるトーチ姿勢や運棒方法などのさまざまな動作をロボットプログラムへ展開することで、溶接品質の確保と溶接技量の継承に貢献します。
2.直感的な操作でティーチングに関する専門性を低減※2
溶接トーチを模したVR機器によって直感的な操作が可能になり、ロボットティーチングに関する専門性を低減します。
3.ティーチング時間の短縮を実現(最大60%)※3
従来のティーチング方法(ティーチングプレイバック方式)と比較して最大60%のティーチング時間短縮を実現します。
【定格仕様】
項目 |
定格・仕様 |
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品名 |
Virtual Robot Programming System(VRPS) |
適用ロボット |
TA、TB、TM、TL、TS、LAシリーズ |
適用用途 |
CO2、MIG、MAG溶接 |
※1 実ワークを用いた溶接ロボットのVR教示機器において(2020年4月23日 当社調べ)
※2 教示点の修正は必要です
※3 当社指定条件における測定結果
