会社について

Q1

会社の特長を教えてください。

A

パナソニックグループのICT専門会社として、30年以上の歴史があります。
IoT・AIなどのICT先進技術を使った、新しいソリューションを生み出すことをミッションとしている会社です。

ハードウェア設計構築、ソフトウェア開発力など、これまでに培った技術を活かし、働き方改革、AI&ICTサービス、知財、教育という4つの領域でのソリューションを強みとしています。

それぞれの領域で現場に詳しい知見を持ち、お客様のお困りごとに対し「ICTxAI」の先端技術を掛け合わせて、より身近に対応することができる。これこそが当社の存在意義だと考えています。

Q2

パナソニックグループとしての仕事はどのくらいの割合ですか?

A

パナソニックのグループ会社は、グループ内の取引が多くあるイメージかと思いますが、当社では、グループ外のお客様との取引の方が多くあります。グループを通しての外部販売を含めると、7~8割程がグループ外のお客様となります。

Q3

人事評価制度はどのようなものですか?

A

部下から上司へのコミュニケーション制度「1on1ミーティング」をベースに、月に一回以上のコミュニケーションを図りながら、以下3つの取り組みを実施していきます。

  1. 中長期キャリアプラン作成
    3~5年先の自身のキャリアプランを、上司と相談しながら明確にします。毎月のミーティングで進捗を確認していきます。
  2. 年間業務目標の設定
    自身のキャリアプランと部門での役割から、年間の業務目標を設定します。1on1ミーティングで上司と相談しながら、目標達成に向けての取り組みを推進します。年度末に業務目標の達成度が評価されます。
  3. コンピテンシーの伸長
    自身のコンピテンシー(業務成果に関連する能力)の強み・弱みを把握し、より高度な人材を目指してコンピテンシーを業務・研修等で自己研鑽していきます。

自身のキャリア目標と業務の目標達成をリンクさせることで、自己成長はもちろん、職場風土や組織活性化を促進させます。

Q4

教育制度はどのようになっていますか?

A

新卒入社の方を例に、教育制度についてご説明します。
入社後、4月からの導入研修を約2ヵ月、技術職・営業職ともに同じプログラムを受講していただきます。
ここで当社社員としての基礎知識から専門技術の基礎教育を含めて、身に付けていただきます。

例:新入社員導入研修項目

  • パナソニックグループの経営理念、社会人としての心構え、ビジネスマナー/ビジネス文書
  • ビジネスIT基礎:
    ビジネスデータ活用(Excel)/ビジネス文書の基本/プレゼンテーション基礎/ロジカルシンキング
  • ネットワークシステム技術基礎:
    コンピューターとネットワークの基礎/ネットワークセキュリティ基礎/RDBとSQL/Linux基礎とサーバー構築/クラウド基礎/機械学習/開発設計
  • ソリューションビジネス基礎:
    ソリューションビジネスプロセス/財務・原価と収益構造/要求分析手法/組織メンバーとしての心得とその実践法

その後は、配属先にて現場でのOJT教育となります。
配属後、年度末まではOJT教育の指導者のもと、育成計画に沿った実務教育を進めていきます。身に付けた基礎技術を社内・客先で実践することで、理解を深めていただきます。

仕事について

Q1

求められる資質とはどんなものでしょうか?

A

どの職種にも必要なものとして、以下のものがあると思います。

  • お客様とのコミュニケーション能力
  • 企画提案力
  • 新しい情報・知識の吸収力、探求・向上心

当社では、システムやサービスといった形の見えないものをお客様に提供しています。
そして、お客様の求めるものは、ひとりひとり違う形で存在します。それだけに、当社はお客様が何を求めているかを正確に理解し、それを形としてお客様にご提案する必要があります。

このために必要なのが、お客様のニーズを引出すコミュニケーション力であり、ニーズを掴み、自社の技術・サービスでお客様の問題点を解決(ソリューション)するシステム環境を生み出すのが企画提案力になるわけです。それも常に新しい情報へのアンテナを張り巡らせ、最新かつ応用範囲の広いものである必要があります。
こういった力を複合的に発揮できる人材が、求められると言えるでしょう。

Q2

入社してから、勉強が必要ですか?

A

正直に申し上げれば、日々勉強と言っていいでしょう。
市場にしても技術にしても、それだけ移り変わりが激しいのがこのIT業界です。
しかし、この業界で働く人達は、最新の情報収集や知識習得を、「勉強」や「仕事」として捉えるのではなく、ひとつの楽しみとして捉えています。

楽しんで新しい知識を得て、それを活かすことで仕事が更に楽しくなる。このような状態になるには、まず基礎的な知識をしっかりと身に付け、自分のものとすることが不可欠です。
こういった積み重ねが、仕事が楽しくなる第一歩です。

Q3

入社後、どのくらいで戦力として認められますか?

A

身に付けた技術や経験、それを活かす周囲の環境などにもよりますが、会社としては、入社3年目には、ある程度の業務や担当顧客を任せることが多いです。2~3年をひとつの目安と考えていただいて良いと思います。個人差が大きく出てくる部分でもあります。

現在の社員の実際を見てみますと、入社半年で、客先での作業・技術指導を任される社員もいますし、じっくり能力を身に付け、あるとき一気に開花する社員もいます。

Q4

営業職にはノルマがあるのでしょうか?

A

1日や1ヵ月にいくらのノルマではありませんが、営業は会社の売上・利益を確保する最前線ですので、会社が目指す売上目標に対して、個人に任される目標額というものはあります。目標額も、入社後すぐに大きな数字を任されることはありません。

社員の現在の能力や顧客の見込などを確認しながら、段階的に目標数値が設定されます。数値がクリアされなくても、給与や手当が削られることはありません。

Q5

会社としての資格取得の優遇制度はあるのでしょうか?

A

資格取得のバックアップ制度と一時金制度があります。
会社の指定するベンダー資格(Microsoft、Oracleなど)の受験にあたっては、対策講座受講・受験料は会社で負担します。
そして、資格取得者には資格のグレードに応じた報奨金が支給されます。

Q6

残業や休日出勤はどれくらいありますか?

A

全社平均で19.1時間(2019年度)ですが、部署・時期によって変わってきます。
たとえばSEの場合、システムの納期が近かったり、突然のシステムトラブルがあったりすると、その時期は残業・休日出勤は多くなりますが、原則、月に45時間を上限としています。その逆で少ない時期もあります。
また、夏休みや年末年始にお客様のシステムの入替えをするため、出勤していただくことがあります。
もちろん、代わりの日に休暇を取っていただきます。人がお休みの時に働くのは少し辛いことかも知れませんが、それだけお客様に頼られる存在であるという誇りを感じられる仕事だと言えます。

Q7

転勤はあるのでしょうか?

A

転勤はあります。
当社の場合、東京・大阪・福岡と3つの拠点がありますので、そのいずれかに勤務する可能性があります。ただ、毎年転々とするような頻繁なものではありませんし、通常2~3年の期間です。

Q8

会社の雰囲気を一言で言うと、どんな様子でしょうか?

A

一言で言うと「落ち着き」、「熱意」が当てはまると思います。

当社の平均年齢は44歳でICT業界の中でも比較的高く、社内は20代~50代まで幅広い世代の社員が活躍しています。おのずと社風にも落ち着きがあり、仕事への応用力については経験の長い社員から、また最先端のICT技術については若手社員からと、異なる世代間の中で共に学び合おうという姿勢があります。

また、自分のミッションに対して真摯な社員が多く、最後まで仕事をやりきる熱意があります。
「与えられた仕事をこなせばいい」という受け身の考えではなく、自身の業務がお客様にどのような影響を与えるか、そのために何ができるかを考え抜いているからこそでしょう。

採用について

Q1

選考基準を教えてください。

A

下記の項目を判断条件にして、人物重視の選考を行います。

  • 真っすぐな姿勢で人や物事に接する「素直な心」がある人
  • 問題解決のため、相手の真の意図を理解するコミュニケーション力のある人
  • 失敗を恐れず、貪欲に新しいことに挑戦し、失敗から学び吸収できるチャレンジ精神旺盛な人

これらをすべて満たす人は、正直いないと思います。
新卒の皆様には、上記と自分を照らし合わせてみて、「自分はこんなところが優れている」、「こんなところがこの仕事に向いている」といった自己分析をしていただくことをぜひお勧めします。
自分の強み弱みを良く理解できていれば、入社後にこのような能力がおのずと備わってくると思います。

Q2

採用人数の内訳を教えてください。

A

過去4年の実績です。

(内訳) 男性 女性 SE系 営業系 スタッフ系
2020年度 4 5 7 2 0
2019年度 7 5 8 3 1
2018年度 6 1 6 1 0
2017年度 9 2 5 3 3
Q3

SE採用は理系の人が優遇されるのでしょうか?

A

優遇されることはありません。
これまでの採用活動を見ていますと、理系出身者の方は論理的思考に長け、IT業界や当社に入って「自分はこれをやりたい」というものをしっかり持っていることが強みとなっていて、一方、文系の方は俯瞰的な視点に長け、対人力が高いことが強みとなっているケースが多いようです。どちらの出身であっても、自分の希望をしっかりお持ちであれば、まったく条件は一緒です。

Q4

持っていると有利な資格はありますか?

A

特に何が有利ということはありません。
学生時代に身に付けた「知識・能力・経験」のこれらすべてが皆さんの資格と考えます。身に付けた「何か」を、選考の場で表現していただければいいと思っています。

もしこれからICT関連の資格取得にチャレンジするのでしたら、「基本情報処理技術者」の資格を目指してみると良いと思います。

Q5

配属はどのように決まるのでしょうか。希望は聞いてもらえますか?

A

配属先・勤務地は、採用内定後、皆さんとの面談を実施し、希望を確認のうえ、検討されます。

具体的には、次年度の社内の組織編成が行われる1月~2月位に、皆様の能力・性格・適性などを考慮して配属が決定されます。希望は必ずお聞きして考慮しますが、必ずしも当初の希望通りに配属されるわけではありませんので、この辺りはご了承ください。

また、入社してすぐは適わなくても、数年後に技術・能力を身に付け、晴れて希望配属先に就けるケースもよくあります。
諦めずに、今自分のいる位置で自己を磨き続けることで、おのずと周囲から認められるからでしょう。