世界でいちばん笑顔のチーム。

アイスホッケー女子日本代表

スマイルジャパン

スマイルジャパン(アイスホッケー女子日本代表)の写真

「スマイル、スマイル」。4年前、ソチオリンピックの最終予選でコーチが言った。「もっとホッケーを楽しもう。そうすればいつもの自分たちのプレーができるから」。当時、21歳ながらスマイルジャパンのキャプテンだったFW大澤ちほは、振り返る。「最初は分からなかった。あの頃の私たちは、自分のパスひとつが、シュートひとつが、日本代表としての結果につながるっていう責任感で、ホッケーを楽しむなんて考えもしなかった」。しかし練習で、合宿で、試合で、何度も繰り返された「スマイル」の言葉は、次第にチームを変えていった。「私たちは純粋にホッケーが好きだからやっている。そんなホッケーをやることの意味をもういちど考えたら、楽しむってことは自分たちにとって大事なことでした」。やがて試合中でも笑顔が見られるようになると、一つひとつのプレーに余裕が出てきた。相手にリードされても焦らなくなった。そして、史上初となる予選を突破してのオリンピック出場を勝ち取ると、チームの愛称を「スマイルジャパン」に決めた。

「オリンピックの舞台に立ててわかったんです」。DF床亜矢可は言う。「私は、周りの人に恵まれていて、同じチームにいる妹とか、家族や友だち、スタッフの方とか、そういう人に支えられてここにいるんだって。自分はひとりじゃないって思うことが、すごく力になった。だからこそ、結果を残せなかったのが悔しかった」。ソチでは勝利の笑顔を見せることはできなかった。「ずっとオリンピック出場を目標にやってきたから、出場が決まったあと、その先が見えてなかった。だからこの4年間は、その先を見据えて練習や合宿に取り組んできました」。

やるべきことはわかっている。あのときのリベンジをするんだ。そしてみんなでいっしょに笑おう。そんななか新しくチームに入ってきたものもいる。DF細山田茜もそのひとりだ。カナダのバンフで生まれ、雪山に囲まれて育った彼女は、はじめて日本のチームを見たとき「いつも笑っている」ことが印象的だったと言う。そして自分も仲間になれたらと思った。いまではチームに入ってまだ2年しか経っていないことに、みんなが驚くくらいに溶け込んでいる。「こんなに仲のいいチームは、カナダでもみたことがないです。ホッケーやっていても、お互い信じ合っていて、ここ出したら、絶対ここにいてくれるみたいな。そういうつながりがある。このチームなら、どんな逆境でもこえていけると思う」。

一日一日、チームが強くなっていくのがわかる。できなかったことが、できるようになっていく。ホッケーをやることが楽しくてしょうがない。笑顔なら、世界のどこのチームにだって負けない。大澤ちほは、まっすぐな目で言う。「この4年間、自分たちが積み重ねてきたことをすべて出しきれる大会にしたい。その結果がメダルにつながったらいいと思います」。いよいよはじまる平昌オリンピック。4年間分の想いをこめた「スマイル」を、世界に見せるときがやってくる。

海岸にいるスマイルジャパン(アイスホッケー女子日本代表)の写真1

スマイルジャパン

アイスホッケー女子日本代表。チームワークと豊富な運動量で、平昌オリンピックの最終予選では、全勝で予選を突破。2大会連続で出場を決めた。

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