アマチュアは女子を見る方が、学べることがたくさんある。
教えて!タケ小山さん

上手くなりたい人に、基本から上達のためのヒントまで

女子トーナメント観戦の心得

「女子プロのプレーはアマチュアゴルファーの参考になる」。ゴルフ好きの方はよく耳にする話かもしれません。なぜそう言われるのか、どこを見れば良いのか。上達に結び付く女子トーナメントの観戦術を、タケ小山さんにお聞きしました。

"芯"でとらえて飛距離を伸ばす。

女子プロの平均的なドライバーでのヘッドスピード(スイングした時にクラブのヘッドが動く速さ)は、40m/sを少し越えるくらいです。これはアマチュア男性の皆さんとほぼ同じ数値ではないでしょうか。ところが、飛距離で言うとアマチュア男性は180ヤードから200ヤードくらい。それに対して女子プロ選手は220ヤード以上飛ばします。背丈もパワーも男性の方が大きいのに、なぜ女子プロの方が飛ぶのか。それは、クラブの芯(ヘッドの重心とフェース面を直角に繋いだところ。パワーが効率よく伝わる場所)に当たる確率が高いからです。プロは8割以上の確率でちゃんと芯に当てているんですよ。ではどうすれば芯にあたるのか、それを見つけるポイントが女子トーナメントには隠されているのです。

自分のプレーを正確に、丁寧に。

芯を外さずに打つにはどうしたらいいのか。それは難しいことではありません。無理にバーディを狙って飛ばそうとしない。力まない、振り回さない、ジタバタしないこと。いつも同じように自分のスイングをすることです。女子プロは実に正確に丁寧に、自分のスイングを調整してからトーナメントに臨みます。無理やり曲げようとしたりむやみにスピンをかけたりせず、できることだけを着実にやります。そうするとクラブの握り方や身体の使い方、そしてスイングが常に安定して、自分のクオリティを一定に保つことができるのです。どんな仕事でもそうですよね。美味しいお寿司屋さんは、いつ行っても同じ味で握ってくれます。けっしてブレないこと、それがプロというものです。

クラブは14本で1つの家族。

女子プロはあまりロングアイアンを好まず、代わりにユーティリティを多く揃えています。「ユーティリティ=役に立つもの」という言葉の通り、あると便利です。球を打ち上げやすく、スライスやフックを防ぐことができます。ただ、今持っているクラブのどれかを変えてユーティリティを入れることで他のクラブと飛距離の差が出てしまうのはよくありません。ただ苦手なアイアンをユーティリティに変えるのではなく、まずドライバーとサンドウェッジを決めて、その2つの間のロフト角の差を均等に埋めるクラブを揃えていかなければなりません。クラブは14本で1つの”家族”です。女子プロのように自分がどのクラブでどれくらい飛ばすのかをしっかり把握し、調和のとれた”家族”をつくることが大切です。

華やかな女子トーナメントは訪れるだけで楽しめます。可愛い選手たちのゴルフは非常に魅力的です。しかも楽しめるだけでなく、自分のプレーの参考になるとしたら、これは見ないと損というものです。皆さんもぜひ女子トーナメントを活用し、自分のゴルフの腕を磨いてみてください。

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