液体の粘性

レースを何度もやって結果をたしかめましょう。どうして坂道を下る速さがちがうのでしょうか。筒に入っている液体は、筒が転がりながら筒と一緒に下へ下へと移動します。しかし、さらさらな水と、ドロドロした液体では、そのようすが違いませんか?

このような液体の粘り気の強さを「粘性」と呼びます。よく見ていると、粘り気が強い(粘性が高い)液体ほど、その動きが遅れ、筒の運動をさまたげているのがわかるはずです。それでは、もしも、液体が筒の中にすきまなく満杯だったら、どうなったのでしょうか?まわりの人と考えてみてくださいね。

身近な事例

粘り気のある液体は生活の中にもたくさんあります。たとえば、キッチンには、ハチミツ、ケチャップ、マヨネーズ、ソースなど。食べ物だけではなく、絵の具やスキンケアクリームなども。

なかには「言われてみるまで、スキンケアクリームを液体だとは思わなかった」という人もいるかもしれません。粘性が変わると、その物質の運動や力の伝わり方など、私たちの液体のイメージとはずいぶん変わってくるようです。粘性は、液体を知るための基本的な性質の1つなのです。

協力:東京理科大学教授 川村 康文

マヨネーズ、マスタード、ケチャップのイラスト

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