アクチュエーターのしくみ

アクチュエーターって知っていますか?英語で「動作させるもの」という意味で、日本語では駆動装置などと呼びます。機械で何かを操作したときに、エネルギーを使って力や動きを生み出す装置のことをいいます。

たとえば家のせんぷう機では、ボタンを押したら、電気を使って羽を回すモーターがアクチュエーターです。人の「ボタンを押す」という運動だけでは「羽の回転運動」になりませんが、電気のエネルギーを使ってアクチュエーターが働くことで、風を送り続けることができるわけですね。

扇風機のコントローラー(ボタン)を押すことで信号がアクチュエーター(モーター)に伝わり、外部からのエネルギーを受けて回転することで作用結果としてすずしい風が吹くことを示すイラスト

身近な事例

アクチュエーターはどこにでも使われ、その種類はとても多様です。広い意味では、風車やエンジンもアクチュエーターと呼べるため、使っていない機械を探す方がむずかしいかもしれません。多くの場合は、さまざまな形と機能がある駆動装置のうち、モーターやエンジンといった個別の種類名を与えられていないもの全般をアクチュエーターと呼びます。

写真にあるように、ボタンやリモコンで何かを操作したとき、その操作がどうやって実際の動きになっているのか。その間のはたらきを想像してみるとおもしろいかもしれませんね。

協力:東京理科大学教授 川村 康文

写真:エアコンの本体・室外機・リモコン

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