コラム「The Key」:お酒に合せて、グラスを選ぶ愉しみ。 コラム「The Key」:お酒に合せて、グラスを選ぶ愉しみ。

グラスを傾ける相手の笑顔を思い浮かべながらお酒を選ぶ。そんなひと時も、“お酒の愉しみ”のひとつです。せっかくですから、そのお酒の魅力を最大限に引き出してくれるグラスも選んで見ませんか?

お酒の個性に合わせてグラスを選ぶ

目の前には、形の異なる2つのグラスに注がれた白ワイン。片方は華やかでフルーティーな香りが鼻先にふわりと広がって、ほどよい酸味とフレッシュな果実の風味が爽やか。そしてもう一方は、香り控えめで酸味は強めの印象です。ですがこの2つのワイン、実はどちらも同じもの。そう聞いて飲み比べてみても、やっぱり同じワインだとは思えないほど味わいが違います。では何が違うのかと聞くと、「注いだ“グラスの形状”が違う」という種明かし。
グラスの形で味が変化するなんて!という驚きと同時に、新たな楽しみをみつけた気分で、一緒に並ぶ料理も美味しさがアップしたよう。そんな風に豊かな食事の時間を生み出してくれるのが、「お酒の個性に合わせてグラスを選ぶ」という考え方です。

ワインの味わい=「個性」は、品種や産地によって異なる「香り」「舌ざわり」「風味」「余韻」の4つの要素の組み合わせ。そしてこの60年ほどで「ワインの個性に合わせてグラスを選ぶ」という考え方が世界中に広がりました。
ワインの個性を最大限感じられるかどうかは、注ぐグラス次第。それなら、「お気に入りのワインにはコレ!」と言えるベストなグラスをみつけてみたいですね。

写真:ワイングラス

お酒の個性に合わせてグラスを選ぶ

写真:ワイングラス

目の前には、形の異なる2つのグラスに注がれた白ワイン。片方は華やかでフルーティーな香りが鼻先にふわりと広がって、ほどよい酸味とフレッシュな果実の風味が爽やか。そしてもう一方は、香り控えめで酸味は強めの印象です。ですがこの2つのワイン、実はどちらも同じもの。そう聞いて飲み比べてみても、やっぱり同じワインだとは思えないほど味わいが違います。では何が違うのかと聞くと、「注いだ“グラスの形状”が違う」という種明かし。
グラスの形で味が変化するなんて!という驚きと同時に、新たな楽しみをみつけた気分で、一緒に並ぶ料理も美味しさがアップしたよう。そんな風に豊かな食事の時間を生み出してくれるのが、「お酒の個性に合わせてグラスを選ぶ」という考え方です。

ワインの味わい=「個性」は、品種や産地によって異なる「香り」「舌ざわり」「風味」「余韻」の4つの要素の組み合わせ。そしてこの60年ほどで「ワインの個性に合わせてグラスを選ぶ」という考え方が世界中に広がりました。
ワインの個性を最大限感じられるかどうかは、注ぐグラス次第。それなら、「お気に入りのワインにはコレ!」と言えるベストなグラスをみつけてみたいですね。

写真:“ボウル”の異なるワイングラス

味わいはグラスの“ボウル”で変わる

ワイングラスと聞いて思い浮かぶのは、繊細で美しいガラスのボウルに華奢な脚がついたあの形。かつては水牛の角がグラスの役割を果たしていたそうですが、今では数えきれない種類のワイングラスが存在しています。その中から選ぶ時に注目すべきはボウルの形状。ぽってりしていたり、キリッとスマートだったり、まるで人間のように色んな見た目をしていますが、それぞれにちゃんと意味があるのです。

味わいはグラスの“ボウル”で変わる

写真:“ボウル”の異なるワイングラス

ワイングラスと聞いて思い浮かぶのは、繊細で美しいガラスのボウルに華奢な脚がついたあの形。かつては水牛の角がグラスの役割を果たしていたそうですが、今では数えきれない種類のワイングラスが存在しています。その中から選ぶ時に注目すべきはボウルの形状。ぽってりしていたり、キリッとスマートだったり、まるで人間のように色んな見た目をしていますが、それぞれにちゃんと意味があるのです。

口径のサイズで酸味と渋みのバランスを取る

例えば、レモンをかじると口の中全体に果汁が広がり酸っぱさだけが強調されますが、細いストローでレモン果汁をキュッと吸うと、それほど酸味は感じないもの。舌の上の狭い範囲にスッと通すと、“ほどよい酸味”を感じるそうです。ワインとグラスの関係もそれと同じ。口径の狭いグラスで飲んでみると、飲む時自然に顔が上を向き、ワインはストンと口の中へ。気になっていた酸味の強さは、不思議と穏やかに感じます。
反対に口径が広いと、あまりグラスを持ち上げなくても飲みものが口の中に流れ込み、舌の上にゆっくりと広がります。すると酸味が目立って、渋みは穏やかに。パーティーでこの違いをゲストに紹介するだけでも、まるで手品を披露するように盛り上がりそうですね。
購入したワインの酸味や渋みが、もし好みから外れていたら「口径のサイズ」でグラスを選んでみてください。それだけで、よりバランスのとれた味わいを感じることができるはずです。

写真:口径の異なるワイングラス

口径のサイズで酸味と渋みのバランスを取る

写真:口径の異なるワイングラス

例えば、レモンをかじると口の中全体に果汁が広がり酸っぱさだけが強調されますが、細いストローでレモン果汁をキュッと吸うと、それほど酸味は感じないもの。舌の上の狭い範囲にスッと通すと、“ほどよい酸味”を感じるそうです。ワインとグラスの関係もそれと同じ。口径の狭いグラスで飲んでみると、飲む時自然に顔が上を向き、ワインはストンと口の中へ。気になっていた酸味の強さは、不思議と穏やかに感じます。
反対に口径が広いと、あまりグラスを持ち上げなくても飲みものが口の中に流れ込み、舌の上にゆっくりと広がります。すると酸味が目立って、渋みは穏やかに。パーティーでこの違いをゲストに紹介するだけでも、まるで手品を披露するように盛り上がりそうですね。
購入したワインの酸味や渋みが、もし好みから外れていたら「口径のサイズ」でグラスを選んでみてください。それだけで、よりバランスのとれた味わいを感じることができるはずです。

赤ワインと白ワインの特徴からグラスを選ぶ

写真:口径の狭いグラス

赤ワインは、葡萄の皮や種と一緒に漬け込んで作ったり樽熟成させたりする分、白ワインに比べて香りや味わいに複雑さが増します。豊かな渋みを穏やかにしつつ、旨味も舌の上で感じられる口径が広めのグラスが適しています。白ワインは、果汁だけで作られるためフルーティーで、赤ワインと比べて構成がシンプル。そのため酸味の強弱を感じやすく、注いだ時の温度で味わいが変わりやすいので、小まめに注いで一定の温度を保てる小ぶりで、口径の狭いグラスがベスト。

グラスの空間で、ワインの香りを存分に楽しむ

様々なボウルの形がありますが、ワインを注ぐ分量は「グラスの一番膨らんでいるところから少し下」を目安に。白ワインなら80~90ml、赤ワインなら120~150ml程度(グラスの容量により異なります)。グラスの上2/3ほどの空間でワインが空気に触れて香りが蒸発し、グラスに留まります。グラスを回すと(スワリング)さらに香りを強く感じることができるので、グラスの中に鼻を入れ、香りを吸い込んで味わいましょう。友人が集まるパーティの場などで香りの感想を言い合ったりするときっと色んな言葉が出てきて面白いはず。

写真:白ワインが注がれたグラス

グラスの空間で、ワインの香りを存分に楽しむ

写真:白ワインが注がれたグラス

様々なボウルの形がありますが、ワインを注ぐ分量は「グラスの一番膨らんでいるところから少し下」を目安に。白ワインなら80~90ml、赤ワインなら120~150ml程度(グラスの容量により異なります)。グラスの上2/3ほどの空間でワインが空気に触れて香りが蒸発し、グラスに留まります。グラスを回すと(スワリング)さらに香りを強く感じることができるので、グラスの中に鼻を入れ、香りを吸い込んで味わいましょう。友人が集まるパーティの場などで香りの感想を言い合ったりするときっと色んな言葉が出てきて面白いはず。

ワイン以外の飲みものでもグラスで味わいが変わる

写真:ワイングラス

ワインとグラスの関係についてご紹介しましたが、実は日本酒やビール、ソフトドリンクなどでもグラスを変えると風味が変わることが分かっています。
例えば日本酒の純米用グラスなら、米の旨みを感じられるよう大ぶりで横長、口径も広いものを。大吟醸用グラスなら、華やかな香りとキリリとした飲み口を堪能できる縦長の卵形がおすすめ。それからホップやモルトのアロマを楽しむビールも、グラスの形にこだわりたいお酒。ホップの香りが強く苦味があるビールなら、アロマを引き出すすぼまりと、濃密な泡を維持してくれるグラスを。黒ビールなら、モルトの豊かな風味を引き出すグラスが最適です。
普段よく飲むお酒や好みの飲みものが、一番美味しく感じられるグラスをみつける楽しみ、飲みものの個性を満喫する楽しみ、そしてその楽しさを大切な人と共有する幸せを、暮らしにプラスしてみませんか。

写真:ビールグラス

グラス選びの重要性と楽しさを伝えたい

写真:セミナー講師 森清紀さん

パナソニックセンター大阪は「グラスを選ぶ愉しさ」をテーマに、リーデル ジャパン(株)とセミナーを随時開催しています。
リーデルは、オーストリアで260年以上の歴史を誇る老舗グラスブランドです。
セミナー講師である森清紀さんは、ソムリエの資格を持ち、リーデルのグラスエデュケイターとして、各地でワイン&グラス テイスティング・セミナーを行い、お酒に合わせてグラスを選ぶことの重要性と楽しさを伝えています。

「まずはいろんなグラスを試しながら『こんな味わいに変わるんだな~』と興味を持っていただけると嬉しいですね」と森さん。「人がジャストフィットする洋服だと動きやすいように、お酒にもジャストフィットするドレスが必要。グラスがテーブル“ウェア”と言われるように、お酒の個性を100%引き出すグラスがベストなんだとイメージしてください。そうすると『今日はこんな飲み方をしたいからこのグラスで』と楽しめるのではないでしょうか」。

くらしの大学

パナソニックセンター大阪の『くらしの大学』では、グラステイスティングセミナーを随時開催。みなさまの参加をお待ちしています。
※事前申込制

写真:くらしの大学 セミナールーム

パナソニックセンター大阪
住空間展示「淡路島や琵琶湖でプチ隠居」

パナソニックセンター大阪が提案する住空間のひとつ「淡路島や琵琶湖でプチ隠居」。夫婦で穏やかな時を過ごしたり、窓の外の景色を楽しみながらのホームパーティなど、より豊かな暮らしのイマジネーションを広げる空間です。

写真:パナソニックセンター大阪 住空間展示「淡路島や琵琶湖でプチ隠居」