風と空気をつくる―パナソニックの室内空気質事業、その歩みと挑戦―
会期:2020年9月5日(土)~2021年1月30日(土)
昨今のコロナ禍により、私たちのくらしは激変しました。いろいろな制限の中、新しい生活様式を模索する上で、換気をはじめとしたIAQ(=Indoor Air Quality 室内空気質)の重要性が認識されています。
パナソニックグループは、1936年に扇風機、1958年にクーラーと換気扇の1号機を発売して以来、室内の空気環境を良化するための製品を、数多く世の中に送り出してきています。
今回の企画展では、時代のニーズをとらえ社会課題を解決するために、さまざまな風ときれいな空気をつくることに情熱を傾けてきた当社の室内空気質事業の歴史を振り返るとともに、これからのニューノーマル時代の生活に適した室内環境を探ります。
第1部 風と空気への挑戦の始まり
パナソニックの室内空気質事業の関わりは、1918年の創業前にまで遡ります。
“これからは電気の時代”と自らの進むべき道を弱冠15歳にして見極め、高い志と共に改良ソケットを製造すべく起業します。当初、事業は軌道に乗らず、窮地に追い込まれた幸之助を救ったのが、扇風機の「碍盤(がいばん)」と呼ばれる部品でした。
第1部では、幸之助の風と空気にまつわるエピソードをご紹介致します。
第2部 当社の室内空気質関連製品の歴史
空気にまつわる社会課題や、住宅の変遷とともに変化してきたくらしのニーズに呼応し、ゆたかな「風」と「空気」をつくってきた、換気扇、扇風機、エアコン、空気清浄機、空質除菌脱臭機の進化をご覧頂けます。
第3部 ニューノーマル時代の室内環境の提案
空気の質に注目が集まる昨今、綺麗で快適、安心な室内環境の創造に挑戦し続けるパナソニックの最新の空気質関連商材をご紹介します。
技術説明
パナソニックが独自に開発した、空気質事業を支える2つの最新技術をご紹介します。