デザイン部門創設70周年記念企画 パナソニックのかたち 2022年3月7日(月曜日)~6月25日(土曜日)

日本経済が戦後復興の波に乗り始めた1951(昭和26)年、パナソニックの創業者・松下幸之助は、再び開業する心構えで会社再建に挑む決意を表明し、初のアメリカ視察に出発。そこで「競争力のある製品」を展開するための施策としてのデザインの重要性を実感し、帰国後すぐに、日本で初めてと言われている企業の社内デザイン部門を設置しました。
この展示会では、デザイン部門誕生から70年間、数々の商品を通じて継承されてきた「パナソニックのかたち」を探ります。

<協力> パナソニック株式会社 デザイン本部

1.松下幸之助のデザイン観

アメリカ視察後、幸之助が「これからはデザインの時代だ」と確信した事は広く知られていますが、幸之助はそれ以前から、“かたち”に対して強いこだわりを持っていました。
このコーナーでは、幸之助の製品に対する思いと、アメリカ視察でデザインを貴ぶ価値観に出会い、帰国後すぐに、日本の企業で初めてと言われている企業内デザイン組織を創設する過程を紹介します。

2.本社デザイン部門の誕生

当時の日本では工業デザインの理念が明確になっていなかったため、幸之助は千葉大学工業意匠学科の講師をしていた真野善一氏(1916-2003)を招聘しました。
このコーナーでは、「松下のかたち」の確立を目指して、真野がデザイナーに説いた考え方や造形訓練、社内にデザインの役割を理解してもらうための活動などを紹介します。

3.記憶に残る商品の記録

デザイン部門は、1951年の創設時から現在まで、数多くの“かたち”を世の中に送り出してきました。このコーナーでは、それらの製品を時代ごとにピックアップして年表形式でご紹介しています。(デザインに対する評価はユーザーや使用環境によりことなるため、ここでは社外で高い評価をいただいた製品を選出しました)

特別展示:リミックス

デザイン本部 FUTURE LIFE FACTORYのデザイナーが、60年前のステレオを現在のテクノロジーと融合させてリデザイン。本来のレコードプレーヤーとしての面影を残しつつ、絵で音楽を奏でるインタラクティブなステレオが誕生しました。
生まれ変わった製品とともに、過去のデザイナーとの対話の中で、現在のデザイナーが発見したこと、感動したことなども紹介しています。

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