Panasonic HR Feed

キャリアを考えるのに、学年なんて関係ない!
知るカフェとパナソニックが共感する想い。

対談の様子

現在、国内外合わせて20を超える店舗を構えている、大学生限定の無料カフェ「知るカフェ」。大学の側に店舗を構え、カフェとしての機能のほか、学生と社会人とのリアルな双方向のコミュニケーションを通じてより質の高いキャリア形成をサポートする場をして利用されています。

現在、パナソニック(株)リクルート&キャリアクリエイトセンターでは「知るカフェ」のスポンサーとして交流会やイベント開催はもちろんのこと、知るカフェの新しい取り組み(SHIRUWORKなど)にも積極的に挑戦しています。一体、「パナソニック」と「知るカフェ」が目指したいキャリア選択のあるべき姿とは?

今回は、「知るカフェ」を運営する株式会社エンリッション(以下、エンリッション)代表の柿本さん、パナソニック(株)リクルート&キャリアクリエイトセンター 採用マーケティング室の河野にそれぞれの大学生のキャリア選択に対する想いを語ってもらいました。

学生時代の社会人とのスノーボードサークルが「知るカフェ」設立のきっかけ?

【柿本優祐(かきもと・ゆうすけ)】 ー株式会社エンリッション 代表取締役CEO

2011年、同志社大学商学部卒業後、新卒で株式会社ワークスアプリケーションズに入社。2013年に株式会社エンリッションを創業。同年12月、1号店となる「知るカフェ 同志社大学前店」を出店。

【河野安里沙(こうの・ありさ)】 ーパナソニック株式会社 リクルート&キャリアクリエイトセンター 採用マーケティング室

2010年、同志社大学を卒業後、新卒でパナソニックに入社。マーケティング部門の経理に3年間従事した後、リクルートキャリアへ転職。人材採用関連事業の営業メンバーとして約3年間従事した後、HR分野の仕事を志し、古巣のパナソニックにジョブリターンし現職。

ーーまずは、それぞれ自己紹介をお願いします。

柿本:「僕は、2011年に大学を卒業した後、株式会社ワークスアプリケーションズに新卒入社しました。学生時代から、同級生が目的や目標のないままに就職していく姿を見ていたので何かを変えたいと思っていて・・・。気軽に学生が通えて、かつ将来の道しるべを見つけられるような場所をつくりたいと思い、気軽に集まれる場所=カフェを作ることにしました。2013年10月に起業し、翌年に1号店として『知るカフェ 同志社大学前店』を出店しました。」

河野:「わたしは、2010年に大学を卒業して新卒でパナソニックに入社しました。パナソニックの中でも“経営の羅針盤”と言われている経理にすごく興味を持ち、経理部門に配属してもらいました。3年間、マーケティング部門の経理に携わりました。経理の仕事はとてもやりがいのある仕事でしたが・・・

さらに手触り感があり、数字よりも人に焦点を当てた仕事に携わる仕事にチャレンジしたい気持ちが大きくなり、思い切ってリクルートキャリアに転職しました。思いついたら止められない性格で・・・(笑)

その後、HR領域の提案をするだけでなく実際にやってみたいという気持ちとパナソニックの人や技術の魅力をもっと世の中の人たちに伝えたいと思い、パナソニックに人事としてジョブリターンしました。」

ーー柿本さんはなぜ学生のためのカフェを作ろうと考えたのでしょうか。

対談の様子

柿本:「学生時代にスノーボードの社会人サークルに所属していたことが大きなきっかけです。学生の頃って、アルバイトやサークルなどで学生同士の横のつながりはあるけれど、社会人との接点ってなかなか生まれないですよね。

そんななかで、僕はスノーボードの行き帰りの車内で社会人から仕事のおもしろい話をたくさん聞いていて社会や組織に興味が湧くようになりました。僕が就職活動をしていた当時は、就職サイトの“一括エントリー”で一度に複数企業に応募して、選考に通ったところに就職する同級生が多くて。

でも、本当に就職活動ってそれでいいのかと疑問に思って、僕のように社会人と学生が気軽に接点を持てる場を提供したいと思ったんです。それが、知るカフェでした。」

ーー大学を卒業後、一度就職をしてから起業したのはなぜですか?

柿本:「カフェを設立するために必要な能力を逆算した結果、一番僕が成長できる環境だと思ったのがワークスアプリケーションズだったからです。入社試験のときから『将来は学生と社会人が気軽に接点を取れる場所をつくりたいので、いずれ辞めます』と言っていましたね。」

ーーエンリッションを創業後は、どのようにスポンサーを獲得していたのでしょうか?

柿本:「創業当初は、そもそもこのような形態のビジネスモデルもなく、カフェの場所すらまだ契約できていなかったので企業に出向いても門前払いされていました。企業によっては『辞めたほうがいいのでは』と説得されることもありました。

でも、自分たちのアイディアを信じて300社くらいに足を運んだら25社が応援してくれることになりました。そこから少しずつ、応援してくださった企業様に効果をお返しすることができる様になり、さらに多くの企業様にも応援していただけるようになりました。」

パナソニックから日本の採用市場に変革を!「採用×マーケティング」一人ひとりが納得したキャリア選択をするために採用マーケティング室が掲げるミッション

対談の様子

ーー採用マーケティング室が立ち上がるまでの経緯を教えてください。

河野:「採用マーケティング室は、2017年1月に新設された部署です。採用する部門とは別の組織で、一人ひとりの学生さんに正しく社会や会社を理解し、納得したキャリア選択ができるように 20数年前から実施しているインターンシップに加え、学生がキャリアを考える機会として様々な取り組みを行っています。

立ち上げの背景としては、働き方が多様化し、ニュースやSNSを通じた就労に関する情報過多によるキャリア選択の難しさが高まっている中で就職ランキングなどの周囲からの評価で就職先を選択したり、複数内々定を得られても、何のためにという”自分の志や思い”がしっかりと持てないまま就職活動を進めてしまったが故に、どこに就職したらよいか悩み結局・・・表面的な情報だけでキャリア選択をする学生さんもどんどん増えている・・・。

また、企業はそれぞれの魅力をきちんと届けられていない・・・という気持ちを抱えている。

週休2日制を日本で初めて導入し、どの企業よりも早く20数年前から就業感醸成のためのインターンシップを実施など「モノをつくる前に人をつくる」という創業者・松下幸之助の理念が浸透しているパナソニックだからこそ日本の採用市場に対してやるべきことがあるという使命感と危機感から組織ができました。

今までの採用活動の在り方を見直し、”パナソニックが”ということだけに限らず、“社会は”“企業は”“社会人は”などというフラットな視点で大学・大学院の全学年に対して社会を知ってもらう取り組みやパナソニックの働く場所としての本当の姿を伝えるブランディング活動をしています。パナソニックの長い歴史の中でこういった組織が立ち上がったのは、新たな挑戦でした。 」

柿本:「この話を聞いたときに、『知るカフェ』のコンセプトにもぴったりだと思ったんです。そこで、スポンサーとして新たな挑戦を一緒に取り組みたいとお声がけをしました。」

対談の様子

ーーでは、「知るカフェ」ではどのような取り組みをしているのでしょうか。

柿本:「学生と社会人が気軽に話せる交流会を提供しています。交流会は、就活生だけでなく大学1,2年生からでも参加する事ができ、キャリアについての相談や業界勉強など、様々なテーマで、日々全国的に開催されています。」

河野:「キャリアを考える社会人との交流会って思うと身構えてしまいますが、友達とカフェでお茶を飲むような気持ちで気軽に遊びに来てもらえる場所にできたら良いですよね。」

柿本:「そうですね。交流会では、ひとつの企業に対して1時間あたり5人の学生を呼ぶようにしているんです。少人数だからこそ聞ける話も飛び出すので、有意義な場だと思っています。」

河野:「一度に5人しか会えないとなると、企業によっては、工数がかかってしまうので一度に沢山会いたいと言われることはありませんか?」

柿本:「もちろんありますよ。その結果、スポンサーから離れることになった企業もあります。ただ、学生時代のスノボの行き帰りの車内がロールモデルなので人数にはこだわっています。6人以上呼んでしまうとリアルな場を用意する意味がなくなってしまうんです。 コミュニケーションが薄くなって、まるでオンライン上のやり取りと変わらない状態を作ってしまうので。

だからこそ、想いに共感してくださる方と一緒に取り組むべき事業だと思っていますし、パナソニックさんはまさにパートナーのような存在なんです。」

河野:「うれしいです!キャリア選択に対する信念や想いを強く持っていてブラさないことが、パナソニックが『知るカフェ』とともに挑戦していきたいと思える理由の1つだと思います。この夏、新サービスとしてリリースされた『SHIRUWORK』に1番乗りで協賛させていただいたのも知るカフェが目指す世界観に共感させていただいているからですし。」

対談の様子

将来を考える機会を世界中の学生たちに・・・知るカフェとパナソニックが目指す世界

ーー今後の「知るカフェ」が目指している展望を教えてください。

柿本:「これからは、まだまだ国内外共に新店舗をオープンしてさらに規模を拡大させたいと考えています。まだまだやりたいこともやるべきこともたくさんあるので、まっすぐに事業を進めていきたいです。」

河野:「こういった想いを聞くと、企業としてさらに一緒に挑戦したいと感じますよね。頼ってくれて信頼してくれるからこそ、少しの無理なお願いだったらなんとか応えたいと思ってしまいます(笑)

学生のリアルな声は会社の中には落ちていません。学生のリアルな声が聞けるのは、学生が集まっている場所があるからこそ。『知るカフェ』を通して、さらに学生のリアルな声をしっかり拾い、それに応える形でリアルな企業情報を届けていきたいですね。」

対談の様子

ーー最後に、本記事を読んでいる学生に向けてメッセージをお願いします。

柿本:「大学1〜2年生のうちからたくさんの社会人と接する機会を作ってほしいですね。社会人の見ている世界と学生の見ている世界とでは、感じることがまるで違うはずですから。『知るカフェ』を利用して、今までは知らなかった社会人と出会うきっかけにしてもらえるとうれしいです。」

河野:「働くことや社会人になることをマイナスのイメージで捉えている学生さんも多いように感じます。知るカフェをはじめ、学生と企業・社会人が気軽に出会えるサービスは昔よりかなり充実していると思います。そういった場所やツールを活用して大学のなかだけでは出会えない環境に飛び込んで、いろいろな考え方や世界を柔軟に吸収してもらいたいです。知らないから不安に感じるってこともあると思います。 学生生活の中だけで知らなかったような素敵な社会人や魅力的な企業をどんどん知って、働くことをたのしみにしてもらえたらうれしいです。」

*所属・内容等は取材当時のものです。