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大企業でパラレルキャリア?社内複業はメリットだらけ!

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人生100年時代と言われる中で、キャリアの多様化が進んでいます。終身雇用から、転職が当たり前の価値観になったり、ひとつの会社だけで仕事をするのではなくパラレルワークするキャリアが増えてきたり。そんな中で、自分の仕事をしながらも、会社の中で別の仕事を得られる「社内複業」がパナソニックでスタートしました。

パナソニックの社内複業
社内には、社員の皆さんが成長できる業務がたくさんあります。一人ひとりの持てる力が発揮できるフィールドもあります。社内複業は所属部門に身を置きながら、社内の新しい業務を経験し、自分の能力や可能性を試すことで自己成長を促進するしくみです。自ら手を挙げ、社内のいろんな仲間とコラボレーションすることで得た知見や経験を広く活用することにより、新たな発見やクロスバリューイノベーションを促進していきます。

そこで今回、社内複業者対談を実施しました。実際に社内複業を経験したからこそわかる社内複業のメリット・デメリットや自職場・社内複業先の職場環境を生々しく語ってもらいました。

まずは、自己紹介をお願いします!

【杉山秀樹】 所属:採用マーケティング室 ⇒ 複業先:CNS社 エンタープライズマーケティング本部 コンテンツマーケティング課

杉山:採用マーケティングの業務で、学生に対してパナソニックの発信強化を検討していて、勉強の為に現在の社内複業先にヒアリングしに行ったのがきっかけです。CNS社なら自分自身も学べるし、採用マーケティングでのノウハウも活かしながらCNS社にも貢献できるのではないかと思いました。また、キャリア入社しているバックグラウンドから、現場感覚やカンパニーの雰囲気を肌感を持って経験したいと思い、応募しました。

【小林久勉】 所属:AIS社 インダストリアル事業担当 メカトロニクス事業部 営業統括部 ⇒ 複業先:コーポレート戦略本部 経営企画部 未来戦略室

小林:その時々の最善の経営判断が結果としてうまくいかない時、その対策をどうするべきかという課題と、当社の7.9兆円の売上、3,800億円の営業利益をさらに成長する為にはどうすればいいのか。という漠然とした課題を持ちながら仕事をしていました。

社内複業制度は偶然の出会い。イントラサイトで「社内複業」という言葉が目に留まり、「社内複業ってなんやろう・・?」とサイトを開いたことがきっかけです。社内複業先の未来戦略室は、経営企画の一組織であり、おもしろそうだな。と思い応募しました。

社内複業前は、「ワクワク」! 成功の秘訣は、上司とのコミュニケーション!

杉山:複業が始まるまで「早くしたい!」という気持ちでした。組織のトップを含めてチームの反応もポジティブだったと感じます。社内複業先も上司から皆さんウエルカムな感じで、社内複業初日は(CNS社社長の)樋口さんからも声をかけていただき、とてもモチベートされました!

小林:できたての制度だったので、まず上司にやってみたい!という思いを相談し、自分の挑戦を後押ししてくれました。お互い探りながらですが、快く送り出し、受け入れてくれています。

杉山:社内複業は、基本的にはメリットしかないと思っています。社内複業をすることによって、自分自身の仕事の経験値がたまっていくとし、自分の仕事や自分自身を棚卸する機会にもなりますね。特に現場に実際身を置いて知ることができる経験は、非常にメリットが大きいです。

一方で、限られた時間内でいかに貢献すべきかという点は非常に難しいです。どっちにも貢献したくなるし、時間が足りなくなる。完全にこの日は社内複業、この日は本業と割り切れなくなります。いい意味で仕事のコントロールが難しいです。

小林:経営企画には現場感を伝え、現場には会社全体の考えを伝える「川上から川下へのギャップを埋める」ことが社内複業を行う自分の使命だと考えています。限られた時間の中で、キャッチアップをいかに効率化するかがポイントだと思っています。

特に同じ社内でも職場が違えば使う用語も違う。検索しても出てこない!最初は言葉の意味が分からず正直焦りました(笑)わからないことも積極的に拾っていかないと追いつきません。オーバーワーク感は最初ありましたが、「やりたくない」という気持ちではなく、「やりたい!知りたい!」という気持ちの方が強いですね。

とりあえず時間がない!ITツールをフル活用して、乗り越えます。

小林:どうしても席を空けることが多くなることから、Skypeを利用することに抵抗がなくなりました。考え方も思いついたらすぐメモを取る・調べるなど、後回ししなくなり、効率的な動きになりました。Skypeは、自分が使うことにより、周りの人も利用し始めています。社内複業をきっかけに全社のITの発展が可能になれば、違う意味での還元ができると思っています。

杉山:テキストのメモを使用することが増えました。エクセルやパワーポイントで資料を作りこまず、どんどん打ち込んでいく。特にTeamsの活用は自職場で導入し、今後も全社的に展開したいツールの1つです。社内複業者は、ツール活用は必須!便利ツールが使えないことが業務の妨げになることも多いです。社内複業でワタワタしない為にITツールをフル活用したいですね。

本当のところ・・・社内複業したら、異動したくなりましたか??

杉山:正直そうなるかと思いました(笑)。社内複業先はとてもやりがいを感じられて、業務内容も面白いです。ですが、それと呼応してあらためて自職場での仕事の価値を感じ、さらに熱量が高まりました。「行ってこい!」と上司から背中を押してもらっていることもあり、職場で恩返しをしたいとも思っています。欲を言えば、両職場にもっともっと貢献したいと思います。

小林:社内複業は現業に対して100%フルコミットした上のアディショナルな挑戦です。新しい分野の業務は楽しいですが、反対に「地に足付けて、基本に立ち返ってちゃんとやろう!」と思うようになりました。社内複業は自職場に所属しながら、新たな業務を経験し自己成長へのチャレンジができる機会です。このチャレンジを活用しないのはもったいない!社内複業はインターン的要素もあり、ゆくゆくは組織と個人双方で納得した異動ができるようになれば組織上健全な異動になるし、そういう未来に繋がれば、組織全体としてはプラスでしかないのではないでしょうか。

杉山:自身が10年以上ベンチャーの世界にいた経験から「社内複業」はメリットが多くあると感じています。ベンチャーは個人の成長スピードが早いと言われるのは、垣根なく多様な経験を、同時並行で積んでいけるから。大企業にいても「社内複業」を通じて同じような経験を積むことができます。大きな組織のリソースを活用しながら、まるで小さい組織のような経験を積んでいける。こんな手段があるなら活用しない手はないと思っています。

まだまだ始まったばかりの制度ですが、こういう取り組みが次々生まれている組織というのも良いなと思いますし、大企業だって柔軟に変化しているんだってことを外の方にも知ってもらえると嬉しいですね。

*所属・内容等は取材当時のものです。