社員紹介

営業 アビドウ ジャロリッディン

アビドウ ジャロリッディン アビドウ ジャロリッディン

母国ウズベキスタンの大学の友だちは、ヨーロッパやアメリカに目を向けていた。だから留学先は日本に決めた。「だって、みんながやらないことの方が、おもしろいじゃないですか」。彼は、そう笑った。

とにかく早く日本語を習得したい。だから授業だけでなく、街に出てさまざまなアルバイトをした。飲食店のスタッフやプールでのライフガード、人々との交流のなかで、言葉だけでなく、文化や日本人ならではの人付き合いの仕方などを学んでいった。先生に勧められた本もよく読んだ。そのなかには、松下幸之助について書かれた本もあった。読んでいくうちに、この人の創業した会社で働きたいと思うようになった。

「海外営業」。それが彼の志望だった。6カ国語話せる語学力を、いちばん活かせる仕事だと思ったから。しかし、配属されたのは海外営業ではなかった。海外営業をサポートする海外業務への配属。ここでは、製品の受発注や輸出の船積みの手配などを行っていた。「希望していた場所じゃない」。そう思っていた彼に上司は言った。「営業には業務の知識は必須。海外業務は、海外営業の第一歩なんだ」。その言葉通り、海外業務の知識を身に付けた彼は、2年後、海外営業へ転属した。

「産業用モータとそれを制御するアンプ、いわゆるスマートモータを、生産設備メーカーやロボットメーカーに販売することが私の仕事です。スマートモータは、自動車、半導体、液晶、食品など、さまざまな工場でロボットや自動化設備を動かすキーデバイス。単に性能や特長をアピールするだけでは、ライバルとの競争に勝てません。お客さまのさまざまな課題を、パナソニックの製品や技術、ノウハウを駆使して解決する方法を見つけ、より良いご提案をすることが営業としての私の使命です」。

1カ月のうち半分は、担当地域であるヨーロッパに出張し、さまざまな国のお客さまと商談をしている。忙しいが、充実した毎日だ。「最初の頃は、交渉やプレゼンのスキル、製品知識の不足から、うまくいかないこともありました。先輩のサポートで何とか乗り切りましたが、文化の違いに戸惑うことも多かったです。でも、そんな経験一つひとつを自分の力に変えていきました」。

半導体の生産設備やスマートフォンのフレームの加工など、今やほとんどのモノづくりにモータは欠かすことができない。「モータには、すごく未来があると思っています。現在、担当しているヨーロッパだけでなく、たとえば、発展途上国の生産設備にパナソニックのモータが使われ、自動化が実現し、生産力を上げることができれば、その国の発展に貢献することができるかもしれない。そんなことができたら、素晴らしいと思いませんか」。彼の夢は、いつも世界を駆け巡っている。

営業
アビドウ ジャロリッディン
インダストリアルソリューションズ社
2008年入社 アジア太平洋学部卒

故郷ウズベキスタンで使っていたオーディオはパナソニック製で、彼のお気に入りだったとのこと。日本に来て戸惑ったのは、敬語によるコミュニケーション。母国には存在しないものだったので、最初はニュアンスがつかめなかったが、今では敬語の達人に。

*所属・内容等は取材当時のものです。

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