社員紹介

調達 玄 鋒

世界のパートナーとモノづくりの価値を最大限に引き出したい。 世界のパートナーとモノづくりの価値を最大限に引き出したい。

四六時中海外と電話して、英語で商談をまとめる。そんな姿をイメージしていた。だから、調達を希望した。調達の「バイヤー」の仕事には、そういう面もある。しかし配属されたのは、調達のなかの「企画管理」だった。いわゆるバックオフィス的な業務の日々。来る日も来る日も、数字を集計して入力したり、資料をつくったり。そんな雑務に追われ続けるなかで、「自分は、本当にこんなところにいていいのか」と思ったことも、一度や二度ではなかった。

中国の吉林省で生まれた玄鋒は、父の仕事で10歳の時に日本にやって来た。一言も話せなかった日本語も、今では母国の言葉のように話せる。そんなバックグラウンドを活かして、海外で働きたいと思っていた。そして、そのビジネスがちゃんと社会的にいい影響を与えている会社。「広く、浅く」何でもやってみたいと思う自分の性格的には、幅広い業容を持っている企業がいい。そんな一つひとつを精査していくと、電機メーカーが残った。そのなかでも、文系の自分が海外で働く近道を考えた時、日本の製造業は、海外に生産移管しているケースが多いことから「調達」を第一志望にした。

思い描いていたものとかけ離れた日々が、1年くらい経った頃だろうか。少しずつ、自分の職務が会社のなかで果たす役割が分かってくると、次第に責任のある仕事を任されるようになってきた。だんだんと「やりがい」も感じるようになった。指導担当してくれている一年上の先輩が、どんどんおもしろい仕事をやっているのを見て、いつかは自分もと胸が躍った。そして4年目、現在の職場に異動し、念願のバイヤーとなった。

「現在は車載部門で、液晶のソーシング業務を担当しています。具体的には、バイヤーとして、液晶メーカーの選定、価格交渉、新規メーカーの開拓などを行っています。液晶といっても実は幅が広く、テレビやスマホなどのようなカラー液晶であったり、またエアコンのリモコンなどにあるようなモノクロ液晶であったり。タッチパネルなども担当です」。

車載ビジネスは、扱う金額が大きく、時には1000億円規模の案件もある。しかも、10〜15年と長期間に渡って継続する仕事。なかでも液晶部品は、原価の大きな割合を占めており、数%の価格交渉でも、最終的な利益は数億円も変わってくる。「非常に責任が大きい仕事だと思います。でも、その分やりがいも大きいです」。その時々に応じて、パナソニックとして最も付加価値を生み出せる部品・メーカーを選び出し、パートナーシップを構築していく。それが調達という職種のミッションと言える。

「今から思うと、あの企画管理での日々がすごく意味があったんです。いきなりバイヤーをやっていたのでは、出会うことも難しかっただろう人々との人脈を広げることができました。それがすべて、現在の仕事に活かされているんです」。迷ったこともあった。でも、それは回り道ではなかった。夢に見た方向へ、一歩一歩。だけど確実に近づいている。

仕事場と玄 鋒さんの写真
玄 鋒さんの写真

調達
玄 鋒(げん ほう)
グローバル調達社
2015年入社 公共政策研究科卒

語学の習得がライフワークで、地球上の各大陸・地域で主に話されている言語を話せるレベルまでになるのが目標。趣味はピアノ。ゲーム音楽をジャズっぽく弾くというのが特技。

*所属・内容等は取材当時のものです。

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