1年生、2年生ら計10人がワークショップに参加。井手さんが用意したプリント資料をもとに、映像制作のノウハウを学びます。ひとつの作品ができるまでの行程を確認し、「限られた時間を上手に使うことがいい作品づくりの第一歩」との井手さんのアドバイスを肝に銘じた生徒たち。真剣な表情です。


映像制作は、監督(ディレクター)、シナリオ、レポーター、役者、制作進行といった構成班と、カメラマン、音声、照明といった撮影班に分かれます。メンバーそれぞれが役割をしっかりと自覚して動くこと、そしてなによりチームワークが大切です。


構成班:どんな映像をつくりたいのかを決めたら、それを形にするためのアイデアを書き出し、構成(あらすじ、脚本、絵コンテ)します。
撮影班:まずはカメラの扱い方を習得。基本的な操作をはじめ、アングルの違いによる映像効果を実践。音声とのバランスもレッスンします。


合同練習(撮影)スタート。構成班が設定したシナリオ、絵コンテをもとに役者が動き、それを撮影班が撮影します。思い通りの"絵"を撮るには、各自が役割を全うすることとチームワークが重要です。


井手さんが編集した映像を全員でチェック。想像以上の出来映えに一同満足。上達のコツは「とにかく撮影することと、編集の"間"です」と井手さん。



