
音楽室で待っていてくれたのは、5年生と6年生の有志8名です。みなさん、ビデオ制作はもちろん初体験ですが、「入賞したい!」という大きな目標を持っています。さっそく、KWN事務局のスタッフがレクチャーを開始。ビデオ制作における基礎知識をまとめたオリジナルの教材を使って、ビデオをつくる目的やテーマについてを話し合いながら進行します。


何をテーマに映像をつくるのか?が決まったら、それぞれの役割分担を話し合います。ビデオ制作には全体を指揮しまとめる「監督」、実際に撮影をする「カメラマン」、そして「出演者」、音や声を拾う「音声」などさまざまな役割が必要となります。初体験ということもあって、皆がすべての役割をひと通り経験することにしました。


いよいよ実践です。今回は、ひとりひとりの自己紹介PRを撮影することに。はじめに覚えることはカメラの扱い方。大事なものですから機材の受け渡しには声を掛け合うことや、なぜ三脚が必要なのか、出演者の目の髙さにカメラを設置する、マイクとの距離など基本操作をマスターします。


撮影映像に一喜一憂する子どもたち。ですが、「ちょっとツマラナイ……」という意見がチラホラ。
それは一定の距離で撮影していると、画面に緩急がつかず平坦な印象になるとスタッフに教えられ、クローズアップを活かした撮影に再挑戦!


「いつも以上に飲み込みのいい生徒さんだったので、実践講習がより進みました」とスタッフが感嘆するほど、積極的に取り組んでくれたみなさん。
基本操作を復習して、入賞を目指すとのこと!

