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┃ キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)
┃ メールマガジン
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┃ 2014年12月2日【第3号】
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┃ HP http://panasonic.co.jp/kwn/
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2014年も残すところあと一ヶ月。
街並みもすっかりクリスマスイルミネーションですね。
こんにちは。キッド・ウィットネス・ニュース日本事務局の熊沢です。
プログラムご参加校の皆様、提出作品の制作は順調に進んでいますか?
本年度の作品提出の締切日は、2015年1月15日(木)必着となります。
そして、最優秀作品の発表が行われる表彰式は、本年度もパナソニックセンター東京にて
2015年2月21日(土)に実施を予定しております。
参加校の皆様、入賞目指して、最後の追い込み頑張ってくださいね!
今回もいくつかトピックスをご紹介いたします。
ぜひ、最後までご覧ください。
【目次】
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1 本年度の作品提出についてのお願い事項
2 キッド・ウィットネス・ニュース2014日本コンテスト審査員のご紹介
3 ☆25周年「KWNグローバルコンテスト2014」結果報告
4 連載コラム~2回目~
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1. 本年度の作品提出についてのお願い事項
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本年度の作品提出締切日は 2015年1月15日(木)となります。
◆2015年1月15日(木)までに以下3点をご提出下さい。(当日必着)
【1.ビデオ作品 (1作品)】
■作品規定
・ 子どもが主体となって、企画から撮影・編集まで行うこと
・ テーマ 環境(エコロジー)または、ふれあい(コミュニケーション)
・ 時間 5分以内 (厳守して下さい)
・ 作品数 1作品(各チーム1作品)
・ メディアの種類 ブルーレイディスク or DVD
●作品VTRの冒頭に作品紹介を収録してください。
見てもらいたい点、工夫した点など映像を見てもらう人にコメントをお願い致します。
時間は30秒以内にまとめて収録をしてください。 コメントは代表の方でもグループでも結構です。
一本のメディアに収録できない場合は、提出作品と2本に分けていただいても結構です。
※紹介の30秒は本編の5分には含みません。
(留意事項)
(1) 音楽・その他の著作権・肖像権の処理は、応募者側で行って下さい。
(2) 提出いただいたビデオ作品は、返却いたしません。
(3) 提出作品については、複製、ウェブサイトにより紹介する場合があります。
(4) 他のコンテストへ既に出展したことがある作品、もしくはこれから
出展予定の作品は審査対象外といたします。
【2.集合写真】
●作品制作者の集合写真(1M~2M)の静止画データをお送り下さい。
メール又はCD-Rにコピーして、お送り下さい。受賞時のトロフィーやWeb作成等に使用いたします。
【3.報告書】
所定の書式の報告書をご提出下さい。(A4 2~3枚程度/フォームは添付しています)
※報告書は公表し、審査会で参考にさせていただきます。
添付が見れない場合はFAXでお送りいたします。事務局までご連絡下さい。
- 報告書ダウンロード(DOC形式:88KB)
【作品提出先・お問い合わせ先】
<作品送り先>
〒104-0061
東京都中央区銀座8-10-5 電算ビル3F
パナソニックキッズスクール運営事務局内
キッド・ウイットネス・ニュース2014日本コンテスト係
電話:03-3572-0811
<お問い合わせ先>
パナソニック株式会社 ブランドコミュニケーション本部 CSR・社会文化グループ
キッド・ウィットネス・ニュース日本事務局 熊沢
電話:03-3574-5657
メール: kwn-j@gg.jp.panasonic.com
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2.キッド・ウィットネス・ニュース2014日本コンテスト審査員のご紹介
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キッド・ウィットネス・ニュース2014日本コンテスト審査員の先生方が決定いたしましたので
皆さまにご報告致します。キッド・ウィットネス・ニュース2014日本コンテストの審査会は
2015年1月29日(木)に開催が予定されています。
(順不同)
◆関西大学 総合情報学部 教授 黒上晴夫氏
2003年KWN日本の立ち上げ時より映像指導等に深く携わり支援をいただく。
第一回目より審査員として参加。
◆東京藝術大学大学院 教授 伊藤有壱氏
クレイアニメーター、CMディレクターとしても活躍。特にNHKみんなの歌で放映された
「ニャッキ」は有名。審査員としては2007年から参画。また2010年度グローバル審査員に就任。
◆NHK放送協会 経済部 副部長 飯田香織氏
1992年、NHK入局。
京都放送局を経て、報道局経済部記者となり2004年から4年間、ワシントン特派員。
2010年から4年間、「Bizスポ」「Bizプラス」「Biz+サンデー」のキャスターとして経済報道の最前線に。内外の要人のインタビュー多数。
◆プレジデント社 プレジデントファミリー編集部 編集長 中村 亮氏
平成9年4月プレジデント社入社。
プレジデント編集部を経て創刊以来「プレジデントファミリー」を担当。
平成26年4月プレジデントファミリー編集部 編集長に就任。
◆日本撮影監督協会所属 撮影監督 大沢佳子氏
大阪府寝屋川市出身。
関西学院大学卒業後の1988年からフリーの撮影助手として映画やテレビCF等で活動。
2003年に独立し、現在はフリーの映画キャメラマン。代表作「ウォーターボーイズ」等多数。
◆パナソニック(株) ブランドコミュニケーション本部
CSR・社会文化グループ グループマネージャー 福田 里香
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3.☆25周年「KWNグローバルコンテスト2014」結果報告
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今年25周年を迎えた 「KWNグローバルコンテスト2014」の表彰式が、10月15日アメリカ(ニューヨーク)で開催されました。
見事ドイツのイマニュエルカント中学校の作品「つまずきの石」がグランプリに選ばれ、
日本代表のいわき市立勿来第一中学校の皆さんも「ベスト・キッドウィットネス賞」を受賞しました。
いわき市立勿来第一中学校の皆さん、本当におめでとうございます☆
この模様は、「KWNグローバルコンテスト2014スペシャルサイト」でご覧いただけます。
http://panasonic.co.jp/kwn/contest2014/
■表彰式の模様
(動画)
- https://www.youtube.com/watch?v=P2SVX9hlr6Q&feature=youtu.be
(ブログ)
- http://panasonic.co.jp/citizenship/blog/2014/10/-2014-awards-week.html
結果リリース
- http://news.panasonic.com/press/news/official.data/data.dir/2014/10/jn141016-1/jn141016-1.html
また、代表国の子ども達のニューヨークでの「アワードウィーク」の模様もブログで紹介をしています。
「キッド・ウィットネス・ニュース グローバルコンテスト2014~Awards Week~を開催
- http://panasonic.co.jp/citizenship/blog/2014/11/-2014-awards-week-1.html
ぜひご覧下さい。
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4.連載コラム 「一から始める映像の作り方~虎の巻~」 2回目
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第2回目 ワークショップ講師で映像作家の井手広法さんのお話をご紹介します。
-KWN映像制作ワークショップ-
『一から始める映像の作り方~虎の巻~編集編』
皆さん、こんにちは。
KWNのワークショップの講師を担当している 井手広法(いでひろのり)です。
2学期も残り少なくなって参りましたが、制作の方はいかがでしょうか。
前回のメルマガでは映像制作を料理に例えてご説明しましたが、
今回は実際に作品に仕上げる為、またその完成度を上げて行く為のコツをお伝えします。
映像制作の行程は大きく次の3つに分けられます。
それは、テーマを決定してシナリオを考え、撮影し、編集し仕上げることです。
しかし、これまで撮影までは上手く行えても、その先の編集で行き詰まり悩んでいますという声を
これまで多数聞きました。
この“編集”をうまく行い、完成まで辿り着けるコツってなんでしょうか。
編集作業がややこしく感じるのは、いくつか理由があります。
撮影するカメラが機能の違いはあるにしても、ほぼ同じような方法論になっているのに対し、
編集はソフトやパソコンの種類が沢山あって、使い方が統一されてない為、どれを使って
どのように編集を行ったら良いか分からないというのが主な原因の様です。
しかし、たとえその方法が沢山あっても基本は同じですから、そこをおさえれば、後は皆さんの
創造性を存分に発揮出来る“楽しい作業”になると思います。
では、基本的な要素とは何でしょう?
私が考える編集における要素とは、まずは次の3つの言葉に集約されると考えています。
それは 「5W1H」 「キーワード」 「テンポ」 です。
「5W1H」は英語の授業で出てくるのと同じように、映像においても同じように解釈し活用します。
「いつ・どこで・誰が」という順番で映像のカットを並べて行くのです。そうすると自然と視聴者は
その世界観や言わんとするところを理解出来ます。
逆にその要素が一つでも欠けていると、情報が足りず理解出来にくい印象を与えてしまいます。
この順番(情報)を補完する役割として、ナレーションやテロップがあります。
例えば、田園風景を一人の生徒が歩いている映像があるとして、それだけでは意味が伝わり
にくいですが、そこにテロップが「○○県○○市○○町」と入り、ナレーションで「ここは私たちが
生まれるずっと前からあった日本でも有数の田園地帯です」と入る事で、見ている人は
「いつどこでだれが」までを一瞬で理解します。
その後で、カットが変わり生徒が誰かの家を訪問し、中に入って行く、と同時にカメラも家の中の
映像になる、というような編集を行う事で「何を・どのように」という説明がなされ、その家のご主人が
生徒に説明するカットに移る事で「どのように・なぜ」という、原因が分かります。
そこで次の「キーワード」という要素が登場します。
ご主人が生徒に「この地域では、あの山のお陰できれいな水が沢山あって、美味しいお米が
取れ続けているのですよ」と言った映像があるとします。
そこに別に撮影した「あの山」と「水」と「お米」の映像(写真でも可)を、そのキーワードが出た時に
差し込み(インサート)ます。すると視聴者はそこで山と水とお米をはっきりとイメージ出来、
話をしているだけの映像よりも、より分かりやすく伝える事が出来ます。
映像を観る側の人が「わかりやすく」情報を受け取れるようにする為、「キーワード」に映像を
差し込んで行くのです。
そのような映像の連続で物語は構成されて行くのですが、その物語を視聴者により理解してもらう
為に「テンポ」が重要になって来ます。
説明するカットが短すぎても長過ぎても内容が伝わりにくくなります。
5分という決められた時間の中で物語を展開させて行く為にはある程度小気味よく、短めのカットを
つないで行く方が良いようです。各カットの時間ですが、情景や説明のカットでないかぎり、
大体2秒~5秒くらいの時間のカットで構成されている作品が多いようです。
各カットの時間は短いけど先の5W1Hやインサートの法則に従っている限り、むしろ多くの情報を
分かりやすく伝える事が出来るので、好印象に繋がる事が多いです。
編集でうまくつないで構成する事が出来れば、皆さんが頑張って撮影した「素材」を更に美味しく
「料理」する事が出来るでしょう。 是非、編集を楽しんで下さい。
株式会社いまココ 代表取締役 井手広法
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最後までキッド・ウィットネス・ニュース(KWN)メールマガジンお読みいただき、
ありがとうございました。
これから本格的な冬に向かいます。
作品づくりに夢中になり、ついつい寝不足になりがちですが、健康には十分ご留意くださいね。
それでは、また次号でお会いしましょう!
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