インダストリー社

(本記事は2021年11月時点のものです)

写真:パナソニック株式会社 インダストリー社 社長 チーフ・エグゼクティブ・オフィサー(CEO) 坂本 真治(さかもと しんじ) タイトル文字:「お客様の挑戦に真摯に向き合い、お客様の思い描く未来を共に実現する」なくてはならないパートナーを目指して

パナソニック株式会社 インダストリー社は、多様なデバイステクノロジーでより良い未来を切り拓き、豊かな社会に貢献しつづけることをミッションとして、2021年10月1日に発足しました。

グローバルNo.1の特徴ある商品を軸に事業展開

当社の事業は、独自の材料・プロセス技術に強みを持つ、電子デバイス事業および、その電子デバイスを組み込んだモジュール・システム事業で構成されています。
また、重点領域として、お客様のお困りごと・ご要望が数多くあり、継続的な進化が求められる「工場省人化」「情報通信インフラ」「車載CASE(※1)」に注力して事業を展開しています。

※1 CASE:Connected(車が通信ネットワークに常時接続)、Autonomous(自動運転)、Shared & Services(車を共有して使うサービス)、Electric(電動化)

図版タイトル:「固有の材料・プロセス技術で特徴の際立つ顧客価値を提供」 「工場省人化」では、工場設備における産業用モータ、センサおよびコントローラなどのFAソリューションを提供。中国設備向け産業用モータはグローバルシェアNo.1。 「情報通信インフラ」では、データセンターなど向けの導電性高分子コンデンサがグローバルシェアNo.1。また基地局などに向けた多層基板材料がグローバルシェアNo.1。 「車載CASE」では、車載電源周辺に用いるEV用フィルムコンデンサユニット、EVリレーが、グローバルシェアNo.1。ECU(Electronic Control Unit)においては、ハイブリッドコンデンサ、車載インダクタが、グローバルシェアNo.1。

また、当社のご提供する商品は、当社固有の材料技術やプロセス技術による際立つ特徴で、お客様価値を提供できる領域に絞り込んでいます。

具体的には、「工場省人化」では産業用モータを軸にセンサおよびコントローラを含め事業を拡大しています。「情報通信インフラ」ではデータセンターや基地局向けの導電性高分子コンデンサ、多層基板材料、「車載CASE」ではEV用フィルムコンデンサユニット、EVリレーなどそれぞれグローバルで高いシェアを持つ、特徴のある商品を軸に事業を展開しています。

3つのコア事業で事業成長を牽引

現在のグローバルNo.1商品の強化に加え、今後の成長を牽引する大きな事業をさらにいくつか作り上げていきたいと考えています。

そのためのコアとなるのは「FAソリューション」「電子材料」「コンデンサ」の3つの事業です。
事業領域の拡大のための具体的施策として「FAソリューション」では、特に当社の産業用モータのシェアが高い中国を中心に、モータ単体だけではなくセンサやソフトを組み合わせて提案することで中小のマシンビルダを支援していきます。

「電子材料」については、情報通信インフラ向けで高いシェアを有する回路基板材料に加え、半導体周辺の材料に注力します。半導体は今、大きく変わろうとしています。今後はお客様のお困りごとが複雑化し、これまでのように単独の材料で解決することが困難になると考えています。そのようなニーズに対し当社としては複数の半導体材料のすり合わせ提案することで、先端半導体のパッケージ進化を先導したいと考えています。

「コンデンサ」では、大容量ニーズに対応するため、産学連携により既存技術の限界を超えるスーパーコンデンサの開発を進めています。2020年代の後半にも実用化し、新たな蓄電用途を開拓したいと考えています。

図版タイトル:「成長を牽引する3つのコア事業」 図版では「FAソリューション」「電子材料」「コンデンサ」の3コア事業について、「強み + 強化ポイント」「領域の拡大」を紹介します。 「FAソリューション」の「強み」は、高精度サーボモータ技術、中国で小型サーボトップシェア。「強化ポイント」は、中国で地産地消体制拡充。これらにより「モータ+センサ+ソフト=簡易パッケージ」の提案で中小マシンビルダを支援します。 「電子材料」の「強み」は、低損失/高耐熱技術、高速伝送基板向けトップシェア。「強化ポイント」は、自社にない材料技術獲得。これらにより、複数の半導体材料のすり合わせ提案で先端半導体のパッケージ進化を先導します。 「コンデンサ」の「強み」は、独自材料/プロセスによる高信頼技術、導電性でトップシェア。「強化ポイント」は、産学連携で設計・生産プロセス開発。これらにより、桁違い大容量のスーパーコンデンサで新たな蓄電用途(車載・データセンター)を開拓します。

生産活動と商品性能の進化を通じて環境負荷の低減に貢献

2030年までにCO2排出実質ゼロ(カーボンニュートラル)を達成するため、生産活動においては、製造ロスとエネルギー消費の継続的な削減(省エネ)と、クリーンエネルギーへの転換(再エネ)に取り組みます。
さらに、商品の小型・軽量化により、部材や輸送エネルギーの削減、低損失・高耐久性により、買い替え頻度の低減による部材や生産エネルギーの削減など、商品性能の進化を通じて、環境負荷の低減に貢献します。

なくてはならないパートナーを目指して

インダストリー社発足に当たり、「お客様の挑戦に真摯に向き合い、お客様の思い描く未来を共に実現する」との思いを込めた、ブランドスローガン「Your Committed Enabler」を制定しました。

私たちは、「多様なデバイステクノロジーでより良い未来を切り開き、豊かな社会に貢献し続ける」ため、お客様が実現したい未来を見据え、共に実現していく存在、お客様の一歩先を見ながら解決策を提案できる主体的な存在となることを目指します。

2022年4月、「パナソニック株式会社 インダストリー社」は、パナソニックグループの持株会社制への移行にともない、「パナソニック インダストリー株式会社」として新たに出発します。
新しい事業会社「パナソニック インダストリー株式会社」は、働き方や人事制度を大胆に改革します。従業員がワクワク感を持って働くことができ、挑戦することが評価され、そして社会に貢献する満足感を得られる会社に進化していきます。

図版タイトル:「ブランドスローガン『Your Committed Enabler』を常に念頭に置き、事業活動を推進」 写真:登山をする人たちが、朝日を浴びながらハイタッチをしている 図版内の文言:「Your Committed Enabler」ミッション(使命・存在意義):多様なデバイステクノロジーでより良い未来を切り拓き、豊かな社会に貢献しつづける。 ビジョン(長期的に目指す姿):お客様の挑戦に真摯に向き合い、お客様の思い描く未来を共に実現する。