
顕微レーザーラマン分析装置について
2009年10月08日
顕微レーザーラマン分析についてご紹介します。
試料にレーザー光を当てると、当てた光と同じ周波数の散乱光(レイリー光)の他に、異なった周波数の散乱光(ラマン散乱光)が観測されます。この2つの散乱光のエネルギー差(ラマンシフト)は物質内の化学結合の振動エネルギーに対応し、さまざまな化学結合をもつ試料の分子構造に関する情報を与えてくれます。観測されたラマンピーク群(ラマンスペクトル)を標準試料と比較することにより、物質の同定や分子構造解析が可能です。

最新記事
情報館では、プロダクト解析センターWEBで掲載されない情報をリアルタイムでお届けしています。
現在、新しいお知らせはございません