
ステンレスの腐食
2009年12月28日
ステンレス鋼は錆びない金属だと思っていませんか。
確かにステンレス鋼は錆びにくい鋼です。ただし、ある一定の条件が揃うと簡単に錆びてしまいます。
ステンレス鋼は、鉄にクロムを添加することで、表面に不働態膜と呼ばれる酸化膜を形成し、それ以上の酸化を防ぎ、錆びにくい状態を保ちます。しかし、塩素イオンと水が存在すると、その不働態膜が破壊され、腐食が進行して、錆びてしまいます。他にも使用状態や環境にも左右されます。
このような錆びたステンレス鋼の状態を分析することで、錆びの原因を特定することができます。
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