材料分析 Materials Analiysis

液体中の粒子の分散状態をミクロンオーダーで可視化します

2020年3月26日

材料ソリューション部 無機分析課の森田です。

 塗料や機能性液体に添加された粒子がどのように存在しているのか、凝集・分散・沈降などの状態を、ありのまま確認したいといったお困り事はございませんでしょうか?

 この度、プロダクト解析センターでは、最新のSEM(走査電子顕微鏡)に急速凍結冷却システムを導入致しました。

「急速凍結冷却システム /Quorum Technologies社製/PP3010T」と「走査電子顕微鏡(SEM)/日本電子社製 /JSM-7900F」

 試料前処理室において、急速凍結させて液体の割断面を作製し、そのままSEMの試料室に導入することで、液体の破断面を維持した状態で観察が可能になりました。また、熱や電子線によるダメージが大きい試料に関しても適温に冷却することでダメージを抑えた状態で、表面観察が可能になります。

機能性液体の断面観察事例

(1)試料を液体窒素で急速凍結

液体窒素への挿入時に突沸を 防ぐため、
真空状態で凍結します。

(2)試料前処理室で割断

凍結させた試料をナイフで割断します。

(3)水分の昇華およびPtスパッタ

割断面の水分を昇華して除去した後に<br>SEM観察のためのPtスパッタを実施

割断面の水分を昇華して除去した後に
SEM観察のためのPtスパッタを実施 

(4)SEM観察

機能性体液

材料開発やデバイス開発の加速に、是非ご活用ください。

最新記事

情報館では、プロダクト解析センターWEBで掲載されない情報をリアルタイムでお届けしています。

    現在、新しいお知らせはございません