電子回路解析 Electronic Circuit Analysis

みなさん、TDRをご存知でしょうか?

2014年10月24日

電気設計・解析チームの大住です。
みなさん、TDR(time domain reflectometry:時間領域反射)をご存知でしょうか?

高速信号を歪ませず正確に伝えるには、特性インピーダンスを整合させることが基本です。TDRとは、ケーブルやプリント基板の配線などの特性インピーダンスを測定する手法です。
TDR測定により、伝送線路上の任意の位置における特性インピーダンスが分かるため、部品やビアによるインピーダンスの変化を確認することができます。

TDR測定

先日、USB2.0をTDR測定しましたので、その内容をご紹介いたします。

お客様から、「USB2.0の伝送路の特性インピーダンスがUSB規格(90Ω±10%以内)を満足しているか確認したい」とのご依頼をいただきました。

測定の結果、コネクタとLSI(パッケージ部)でインピーダンスの低下が見られましたが、プリント基板の伝送線路としては、USB規格を満足していることが確認できました。 

測定の結果

他にも、HDMIやLVDSなどの高速差動I/Fの特性インピーダンス検証、フレキケーブルのばらつき検証、より線の断線箇所の特定などにTDR測定を活用することができますので、お気軽にお問合せください。

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