電子回路解析 Electronic Circuit Analysis

短期間でEMC対策を完了しました。

2016年6月7日

電気ソリューション部 電子回路設計課の大住です。
近傍磁界測定装置を活用したことで、短期間でEMC対策を終えましたので、その内容をご紹介します。

近傍磁界測定装置と近傍磁界測定結果

ある製品において、6つの周波数ポイントにてEMIの許容値をオーバーしており、設計者の方はノイズ源を特定できずに困っておりました。そこで、ノイズ源を特定し、適切な対策を施すため、下記のステップで検証しました。

1)近傍磁界測定装置を用いて、ノイズ源を特定
2)ノイズ源の周辺に絞って、回路&基板レイアウトを検証

今回の基板では、赤丸部のメインCPUがノイズ源でした。そこで、ノイズ源の周辺を検証したところ、CPUの電源インピーダンスが高い事が分かり、電源の強化策を提案いたしました。結果、最大10.6dBオーバーから、8dBのマージン確保と劇的に改善することができました!たった1日の検証で解決できた決め手は、近傍磁界測定装置でノイズ源を絞り込み、必要最小限の検証で済ますことができたことです。

 

なお、プロダクト解析センターには、基板だけでなく、製品全体からのノイズを可視化できる装置もあります。ノイズ源が分からなくてお困りの方は、ぜひお気軽にお問合せください。

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近傍磁界測定装置

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