電子回路解析 Electronic Circuit Analysis

LPDDR4の留意点をご紹介します

2016年12月27日

電気ソリューション部 電子回路設計課の荻野です。

ここ数年、プリント基板上のDRAMの解析・設計のご依頼案件はDDR3が多かったのですが、2015年頃から新たにLPDDR4のご依頼もいただいておりますので、その際の留意点についてご紹介いたします。

DDR3からLPDDR4へ移行する際のハード設計における主な留意点は、動作周波数の高速化、伝送波形の低振幅化です。DDR3とLPDDR4との差異について、それぞれのデータ信号のSI解析波形を同じスケールで表示したものを示します。

DDR3とLPDDR4

仮にDDR3同様のジッタやノイズがLPDDR4にも発生する場合、信号波形が伝送できないことは一目瞭然です。

これまでDDR3の規格を満たした基板設計を行っていても、同様の設計でLPDDR4の規格を満足できるとは限りません。そのため、プリント基板上の信号配線の検討のみではなく、 LPDDR4と接続するLSI/パッケージの特性や基板の基材選定、バイパスコンデンサの配置等、幅広い項目に配慮して設計する必要があります。

我々はパナソニックのデジタルTV等のAV機器を初め、長年にわたりDRAM周りの解析、設計を支援させていただいており、いくつかの事例をこちらで(サポート事例)ご紹介しております

DRAMの高速化やジッタ対策などお困りごとがございましたらお気軽にお問合せください。

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