EMC EMC Design and Certfication

珍しい?ISN

2009年9月4日

EMCの稲田です。

今回は珍しい?PLC(電力線通信)用のISNをご紹介します。

PLC(電力線通信)用のISN

見た目は普通のISNと変わりありませんが,このISNは電波法のコモンモード電流測定に用いられるもので,EMCの分野では"特殊用途"と言えます。

LCLが16dBと"非常に悪い"ため,PLC信号(ディファレンシャル)が(ほとんど)コモンモードに変換されてしまいます。

このように本測定はモード変換を扱うため,通常の伝導EMI測定よりも神経を使う点がいくつかあります。

例えば,電源コードの束ね方です。再現性の確保のためには,以下のようにきっちりとそろえて束ねる必要があります(通称,きし麺しばり?)。

きし麺しばり

このISNは,PLC-Jと協立電子工業様が主体となって開発されましたが,私もその開発に参加させていただいたので思い入れがあります。

試行錯誤で,測定を繰り返した思い出があります。

ここで問題です。

なぜ,ディファレンシャルのアッテネータが20dBか分かります?

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