
雷サージ試験装置の安全対策
2010年12月27日
サージ用シールド室、主担当の橋坂と、副担当の北川です。
今回は雷サージ試験装置の安全対策として、インターロック機能を追加しましたので、ご紹介します。
これまでも、サージ印加部の端子台の保護と、安全柵の設置という2重の安全対策を実施していました。しかし、安全対策にゴールはありません。

今回の対策では、安全柵の設置を確実に行うため、安全柵と雷サージ試験装置にマグネットタイプのインターロック機能を追加し、安全柵を設置しないと試験が開始できないように改良しました。

これで、より安全に試験を実施いただけるようになりました。
ひとつだけ注意事項として、試験途中で安全柵のインターロックが解除され、装置が停止した場合、試験前の状態に戻ってしまいます。
仮えば、自動印加モードで試験中に、安全柵を移動させて装置が停止してしまった場合、それまでの印加履歴が残っていませんので、印加回数を把握していなければ、試験がやり直しになってしまいます・・・(TдT)
しかし、試験を安全に行う!ことが一番大切です!
皆さんも、高電圧の試験を実施される時は、安全第一で試験を実施しましょう。
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