信頼性 Reliability Evalution

接着剤のおはなし

2016年7月26日

信頼性ソリューション部、デバイス評価課の宇津木です。
今回は、接着剤に関するお話をしたいと思います。
 
接着剤を使用した際、「うまくつかない」「時間がたったら剥がれていた」といった経験はありませんか?
近年、接着剤は接着の容易さ・低コストのため様々な工業製品に用いられていますが、その接着メカニズムや信頼性評価手法は世間に広まっていないのが実情です。

接着剤に関するトラブルで代表的なものは「剥がれ」ですが、単に剥がれるといっても大きく分けて3つのモードがあります。

接着剤に関するトラブル

この中で、「うまくつかない」「時間がたったら剥がれていた」といった現象が起こった際は、そのほとんどが①接着界面で剥がれるモードです。剥がれた面を見たら片方だけに接着剤が残っていたってこと、よくありますよね?

接着剤が「被着体を接着する」という役割をきちんと果たしている場合、②および③のモードで剥がれますが、この接着条件を満たすことが意外と難しいのです。接着剤を被着体に塗布する前に接着面を適切に表面処理したり、適切な被着体・接着剤の組み合わせを選定する必要があります。それができていないと大抵は接着界面で剥がれてしまいます。

私たちは、家電商品などで培ってきた接着技術のノウハウを駆使し、接着剤の信頼性評価・寿命予測を行っています。接着剤を使いたいけど強度は十分か?何年持つの?といったお困りごとがございましたらお気軽にご連絡ください。

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