信頼性 Reliability Evalution

製品からの火災を阻止!インターンシップ生、強制燃焼試験に初挑戦!!

2020年9月8日

信頼性ソリューション部の井内です。

8/24(月)~9/4(金)の2週間、神戸大学大学院マリンエンジニアリング専攻の野口さんが製品寿命解析課へインターンシップに来てくれました。2週間という短い間でしたが、課の一員として、強制燃焼試験を経験してもらいましたので、紹介します!

今回、実施してもらった、強制燃焼試験は、万が一、製品内部で部品などが異常発熱・発火した場合にも、製品外部に発火・延焼しないように、製品の安全性を確認するための試験です。

まずは、実験。製品の弱い部分に熱源・発火源を仕込み、燃焼実験室という製品などを燃焼させることができる特別な部屋で温度を上昇させていきます。

実試験は泥臭く、準備も大変。熱源・発火源の考え方、仕込み方など習熟度がモノを言います。また、実際の製品を燃やすことになり、時間やコストもかかるため、敬遠されがちですが、やはり、お客様に安心して製品を使っていただく上で、製品開発サイクルにおいては非常に重要な項目です。

大学では、主にシミュレーションを活用して研究されているとのことでしたが、慣れない実験も器用に対応してくれました。

試験準備中の野口さん

さらに、プロダクト解析センターでは、今までの実試験の経験で培った知識とノウハウを強みに、シミュレーションを有効に用いる取り組みを進めています。

シミュレーション中の野口さん

固体の熱伝導解析。さらに、気体の熱流体解析。燃焼には化学反応も関係してきます。現象を理解し、様々な分野の知識を活用しながら製品のCAD情報から解析することで、試験の負担軽減を目指しています。

野口さんは、こちらは、お手の物。実験の重要性もきっちりと理解しながら解析手法を確立してくれて、非常に心強かったです。おかげさまで、まだまだ、開発中の技術ですが、お客様のお役に立てる日もそう遠くはないと思います!

以下、2週間のインターンシップの感想をもらいましたので、紹介させてもらいます!

大学院では、流体力学を専門としシミュレーションを中心とする研究を行っていました。専攻分野外の内容でしたが、今まで行ってきたシミュレーションの知識があったことにより、スムーズにシミュレーションを行うことが出来ました。しかし、研究において実験を行ったことがなかったため試験では少しとまどいましたが、アドバイスを頂きつつ、粘り強く取組み成果をあげることができました。また、実験とシミュレーションの両方を行うことによって、両者が相補的関係にあることを認識できました。今回のインターンシップでの経験を、今後の大学院における研究に生かしていきたいと思います。

異なった分野での初めての経験、難しいところもあったと思いますが、持ち前の根性に加えて、自らの強みをしっかり活かして、きっちり成果を上げてくれました。今回のインターンシップでの経験を少しでも大学の研究や今後に活かしてもらうことができればと思います。ありがとうございました!

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