電気安全 Electrical Safety

Topic:世界初の「痛みを定量的に評価するPain-sensing ダミー」に関する論文がパナソニック技報に掲載されました!

2019年7月2日

こんにちは、電気ソリューション部 システム安全設計課 生体安全係のタンヤポンです。

国プロImPACT※1 で開発していた世界初※2の「痛みを定量的に評価するPain-sensing ダミー」 に関する下記の論文が、5月15日(水)に発行されたパナソニック技報に掲載されました。

【タイトル】
Contact Area Effects on Superficial and Deep Pain Threshold for Service Robot Safety Design using a Pain-sensing System – Development of a Human-inspired Pain-sensing System –
人共存ロボットの安全設計に向けたPain-sensingシステムの開発
 -人体衝突時の接触面積と表在痛/深部痛しきい値の関係-

【概要】
物流・サービスロボットの安全性検証手法として、人間の皮膚(表在痛)および骨格筋(深部痛)における感覚受容器を模したPain-sensingダミーを開発。実験によって、接触時の接触面積と痛みの閾値との関係を明らかにし、表在痛と深部痛の2種類の痛みを区別できる可能性を示しました。

Pain-Sensingダミー(上肢部)

詳細は下記のHPからご覧ください。

※1 ImPACT:内閣府主催の革新的研究開発推進プログラム

※2 2017年8月時点(パナソニック調べ)

本開発の活動は、国内に留まらず、海外での学会発表や、海外の研究機関と連携、ISOの国際標準化にも取り組んでいます。

ISO国際会議の様子@Sandbach、英国
国際疼痛学会(IASP) ポスター発表@Boston、米国
国プロImPACTの最終発表会

さらに、生体安全係のメンバーだけではなく、当プロダクト解析センターの他ソリューション部(ユーザビリティ、材料)とのクロスバリュー連携で、各々のOnly1(オンリーワン)な技術を結集しながら、この開発を進めてきました。

開発メンバー!

今回論文で発表した技術は、今後、人とロボットが共存するための、ロボットの安全性や使用性の評価に役立つと考えています。評価対象としている「痛み」は、人それぞれで異なるため、評価が非常に難しい分野ですが、これまで家電分野で培った人体安全のノウハウや、計測技術を駆使して、いち早くサービス化できるように取り組んでいきます。今後の開発にも、ぜひご期待ください!

 

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