ユーザビリティ Usability

分析手法紹介(コンジョイント分析)

2009年8月7日

商品企画の際に,どの機能をどれだけ向上させればよいか,また機能向上に対応して価格はどの程度upしても受け入れられるのか,といったことで悩んだことはありませんか?

今回ご紹介するコンジョイント分析では,新商品の仕様や価格がどのように影響するのかを分析することができます。この方法を活用することで,お客様のニーズと一致した新商品企画を検討することができます。

コンジョイント分析(conjoint analysis)とは

実験計画法の一つで,商品がもつ複数の要素についてユーザーはどこを重視しするのか,また最も評価が高くなる組み合わせはどれか?を統計的に分析する手法。アメリカでは多くの企業で活用されているそうです。

具体的な手順

1.検討している仕様(今回は,デザイン,価格,お手入れしやすさを評価することにします)から,分析する項目とその水準(デザインA,デザインB,デザインCなど)を決めます。

デザインA,デザインB,デザインC

2.項目数と水準数の組み合わせから,評価するカードの枚数が決まります。

3.新商品の仕様を書いたカードを作成します。(水準の組み合わせは2.で決まります)

新商品の仕様を書いたカードを作成

4.モニター評価を実施
  モニターさんには,商品を買いたいと思う順番にカードを並べてもらいます。

モニター評価を実施

この結果を分析することによって,お客様がどの項目を重視しているのか(項目ごとの寄与率),その項目の中でもっとも評価が高い水準はどれか(各水準の寄与率)が数値データとして明らかになります(下図)。

さらに『商品化しようとしている仕様』の価格をいくらに設定すれば,お客様が買おうと判断するだろうか,といったことも分析することが可能です。

評価内容について、御興味ある方はお気軽にお問い合わせ下さい。

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