ユーザビリティ Usability

初,北京。

2013年5月9日

こんにちは。ユーザビリティサポートグループ 川口です。

先日,初めて北京にてユーザー評価をしてきました。
今回のテーマは照明器具。

  • 北京の方は,どのようなタイミングで照明器具を買うのか?
  • 照明器具を選ぶときには,どのようなことを重視するのか?

というようなことをインタビューした上で,新しいアイデアについての意見をもらいました。

中国の方は,住宅(ほとんどが集合住宅です!)は内装をしていない状態で購入します。
内装済みの状態で売られるケースも増えていると聞きますが,まだまだ内装なしの割合が多いそうです。
住宅購入後,半年~1年ほどかけて施主さんご自身で間取りやインテリアを決めて,内装ができあがっていきます。

日本のリフォームの場合は,施主さんは大まかなイメージを内装会社に伝えて,こだわりのある部材だけご自身で選ぶことが多いと思いますが,中国では,施主さんは床材,壁紙,ドア,スイッチ,キッチンなど目に見えるところから,人によっては電線にいたるまで,内装工事に必要な材料をご自身で,お店に行って現物を確認して購入し,工事業者に現物支給するスタイルが主流です。
いろいろな建材を売るお店が集まった「建材城」や,照明器具のお店ばかり集まった「灯飾城」へ行くと,日本では考えられない種類の商品が並んでいて圧倒されます。

インテリア好きな方ならかなり楽しめるので,中国に行かれる際には,ぜひ立ち寄ってみてください。

写真1 北京で一番有名な,十里河灯飾城

十里河灯飾城

写真2 家庭訪問したお家には,こだわりのシャンデリアが。ステキです!

こだわりのシャンデリア

そして,目的のユーザー評価。
今回は照明器具をこだわって選んだ方にご夫婦で参加していただきました。
ご自宅で使っている照明器具の写真を見せてもらいながらお話を聞きましたが,どのお家でもキラキラしたステキなシャンデリアがリビングにありました。「照明器具を買うときには,まず一番にシャンデリアを選んだ」と,やはりみなさんこだわりを持って選ぶポイントのようです。

同時に行った新しいアイデアの調査では,アイデアの魅力度を5段階で答えてもらいました。
5段階評価の場合,日本人だと1点(とても悪い)や5点(とても良い)と回答する方は少なく,2点~4点の回答が多いです。

一方,これまで調査した上海の方は,「いいものは5点,嫌いなものは1点!」と日本人よりもはっきりした回答をもらっていました。
さて,今回の北京の方は?
4点,5点と高得点の回答をする方が多かったのですが,話を聞いていると,4点をつけていても不満なところがたくさんある様子。

現地の調査員の方にも確認し,「本当に魅力を感じるものは,5点をつけたものだけ」という理解で,アンケート結果の分析をしました。
同じ5段階評価でも,日本,上海,北京で答え方に違いがあり,一様に平均点を見ているだけでは結果を見誤ることを,今回の評価で実感しました。

やはり現地に行くことは重要ですね!

写真3 このような部屋でインタビューしました。私たちは隣室からマジックミラーで観察します。

このような部屋でインタビューしました

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