ユーザビリティ Usability

自分のビッグデータを分析してみた!(フェムテック編) ~やってみた!シリーズ3~

2021年4月19日

こんにちは。ユーザビリティの池田です。

若手メンバーがやってみた!シリーズ第3回は、『自分のビッグデータを分析してみた!(フェムテック編)』です。

皆さん、フェムテックという言葉をご存じでしょうか?

フェムテック(Femtech)とは、Female(女性)とTechnology(テクノロジー)をかけあわせて作られた言葉で、女性特有の健康課題をテクノロジーで解決する製品やサービスのことを指します。

アメリカのリサーチファームFrost&Sullivanの2018年の調査によると、フェムテック市場は2025年までに5兆円規模の市場になると予測されており、近年非常に注目されている分野です。

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ユーザビリティソリューション部の若手メンバーとして、また女性として私は、実際に月経に伴い自分にどんな変化が起こっているのかを知るために2019年7月から自分の月経データとメンタル変化を記録し続けてきました。
その一部として、私の月経周期に伴う”イライラ度””情緒不安定度””憂鬱度”の変化をご紹介します!

情緒不安定度 情緒不安定度
イライラ度 イライラ度
憂鬱度 憂鬱度

時系列でデータをみてみると、

まず月経3週間前に、情緒不安定度が高くなっていることがわかります。

その後、月経2週間前になると、前の週の情緒不安定度に加えてイライラ度も周期の中で最も高くなってきます。​​​​​​この週は確かに実体験としてもちょっとしたことでイライラしてしまって私にとってとてもつらい時期なので、この結果はこれまでの実感とすごく一致した結果になりました。

月経1週間前になると、イライラ度も情緒不安定度も落ち着き、この週は一番調子がいい時期になります!この時期が月の中で一番精神的に安定しているので、大きな仕事や大事な決断はこの時期にすると良さそう!です。

また、これまであまり意識していませんでしたが月経期間中の憂鬱度は他の時期に比べてすごく高くなっていました。何かと煩わしいこの時期、知らず知らずのうちに憂鬱な気分になってしまっているということは私にとっての新たな発見でした!

こうしてみてみると、私の場合は月経1週間前がイライラも情緒不安定も憂鬱も低く、絶好調の時期だということが見えてきました。メンタルの変化を見える化して自分のことを理解することができれば、うまくいかない自分を許してあげることができたり、自分の状態に合わせてうまくスケジュールを組んだりすることができそうですね!

一般的な生理日管理アプリでもメンタルの変化を記録できるものはありますが、その月にどうだったのか時系列での変化が見えるだけで、数か月分のデータをまとめて集計したり見える化できるアプリはなかなかありません。
人によって生理周期が異なったり安定しないことがこのような分析のハードルになっていると思いますが、私のデータのようにひとりひとりの状態に合わせてよりパーソナライズした分析ができれば新しいサービスにつなげることができるのかなと感じました。

同じ女性でも症状やその程度がさまざまな月経に関連した心身の変化。
まずはデータとして自分のことを知り、向き合うことが自分の身体をケアしてあげる第一歩かもしれません。

今回の「自分のビッグデータを分析してみた!(フェムテック編)」はここまでです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

それでは、次回の若手メンバーがやってみた!シリーズもお楽しみに!

プロダクト解析センターユーザビリティソリューション部では、人間工学、感性工学、心理学、生理学の知見を活かして人に関する様々な評価を行っています。
新しいサービスなどをお考えでしたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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