腐食性ガス・塩害ストレス(複合サイクル腐食試験)

大気汚染(腐食性ガス)やゴムやダンボールなどからのアウトガスを想定したガス腐食試験や海塩粒子の影響を相関よく再現する塩水噴霧試験、 複合サイクル腐食試験を行うことで、金属腐食トラブルの未然防止を支援します。 グローバルには、石炭燃焼時やディーゼルからのSO2ガス、NO2ガスの発生や下水道未発達による腐敗物からのH2Sガスによる接点不良や海岸沿いでの塩害など様々なトラブルが発生しています。

複合サイクル腐食試験(CCT)

複合サイクル腐食試験(CCT: Cyclic Corrosion Test)は、 試験槽内で塩水噴霧、乾燥、湿潤などの腐食サイクルを自由に組み合わせることで、金属材料や塗装、メッキ品の耐食性を評価します。腐食サイクルの組み合わせにより、使用環境との相関に優れた耐食性試験が可能です。

複合サイクル腐食試験機

何が出来るのか

塩水噴霧試験に比べて、市場との相関に優れた耐食性評価(腐食試験)が可能

  1. 金属材料の耐食性評価
  2. 塗装、メッキ品の耐食性評価

主な仕様

温度:35~60℃、
噴霧・乾燥・湿潤のサイクル
内寸:W900×H250×D700mm

実施できる信頼性試験項目

複合サイクル腐食試験、塩水噴霧サイクル試験、塩水噴霧試験

塩水噴霧試験(SST)

塩水噴霧試験(SST: Salt Spray Test)は、金属材料や塗装、メッキ品の耐食性を評価します。塩水噴霧試験機は、従来から多くの業界で採用されています。
設備は、複合サイクル腐食試験と同じ設備を使用します。

■関連規格(試験所認定項目)

JIS C60068-2-52

塩水噴霧サイクル試験方法

JIS C60068-2-11

塩水噴霧試験方法

IOCQ ITL Approval IECQ-L JQAJP13.0004