振動衝撃試験

振動ストレス 振動ストレス

梱包品、大型製品、小型部品を輸送振動、温湿度との複合による振動ストレスを与えることで、製品の耐振性を確認することができ、製品へフィードバックすることができます。

【現状】

梱包品や自動車・鉄道等の部品においては、常に振動が発生します。加わる振動も様々で、破損や脱落等が発生しないように、輸送ルートや使用状況に応じた評価が必要です。
また、昨今、国内外で地震が多発しており、地震発生時における製品の耐震性を確認することが必要です。

どんな試験が必要? どんな試験が必要?

【例えば】

梱包品の輸送環境や製品の使用環境は、国や場所によって、様々です。製品に加わる振動条件も多種多様であり、実使用環境の振動条件や3方向同時加振の試験をすることによって、より実使用環境に近い条件で評価することが必要です。

なぜなら

これまでは、それぞれの製品において、振動試験は、X、Y、Zの3方向を1方向ずつの加振で実施することが主流でした。1方向ずつ加振するのと、3方向ずつ加振するのでは、製品に加わる挙動が異なります。また、試験時間も短縮することが可能です。

イメージ

何ができるの? 何ができるの?

タイプの異なる試験機を所有しているので、目的に応じた振動試験が実施できます。

耐震性評価

過去に発生した地震波形等を用いて、転倒、落下、破損、故障等の物理的評価を行うことができます。

輸送振動評価

JIS Z0200等の輸送試験条件にて、梱包品の輸送振動評価を行うことができます。

複合振動評価

温湿度と振動の複合環境での試験ができます。梱包品だけでなく、製品でも、ねじの緩み、製品の機能等を確認することができます。

3軸同時振動評価

ランダム波による3軸同時加振や実波形による振動試験ができます。温湿度との複合試験もできます。