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摩擦による静電気マジック

「浮遊する電気クラゲ」はいかがでしたでしょうか?原理を知らない人が見ると、マジックにも見える不思議な現象です。
この現象は静電気による反発力を利用しています。物体を摩擦させると電気が生じ、その物体が帯電します。その帯電の強度は下記の『摩擦帯電列』に従います。この中で、正(+)に帯電しやすいものと負(-)に帯電しやすいものを使うと大きな静電気力を貯めることができます。同極に帯電させた二つの物体を使うことで、反発力を発生させています。
本実験では、ウール(羊毛)製のマフラーと塩化ビニル製のクラゲ(紐)と棒を用いています。①マフラーでクラゲと棒を摩擦させ、 それぞれを負(-)に帯電させます。②その負に帯電したクラゲを浮かせて、棒をしたから近づけることで、斥力が働き、クラゲが浮遊しているように見えます。 

~日常生活と静電気~

静電気といわれると、日常生活ではドアノブを触って痛い思いをした経験があると思います。これも、上記の摩擦による帯電の影響で発生しており、絨毯を歩いたり、車のシートに座ったりすると、私たちの体に静電気が帯電します。一方、ドアノブは接地されていることが多いため、帯電された体で接地されたドアノブを触ると、たまった静電気が一度に放電し、『痛い』というショックを受けるのです。
静電気は見えないため、何かを触って『痛い』と思ったとき、それまでに体に触れていたものを確認してみたら、原因がわかって、おもしろいかもしませんね。