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「付せんとマグネットでメタ認知+議論活性化!」

■アレンジ概要
プログラム⑤「オリンピックとパラリンピックがめざすサスティナブルな未来」での活用事例です。「新競技場建設」に対する賛成・反対の意見交流を通して、持続可能性に対する理解を深めます。今回は、意見交流における各生徒の意見変容を見やすい形に掲示する教材とワークアレンジの紹介です。


●アレンジの経緯
2020東京大会に向けた「新競技場建設」の是非について、ディスカッションにつなげるため、各自の意見の変化の見える化と全体共有の効率化を図りたい。

●アレンジの概要
賛成・反対意見を付せんの色分けで見える化、意見変容は出席番号マグネットを作成、授業の前後で各自の付せんの意見をマグネットで掲示、番号の比較からひと目で変容が分かる。
■アレンジの詳細



「新競技場建設」の賛成・反対について他者の意見を踏まえながら、自分の意見を深めていくワークでの活用です。
- 黒板に賛成・反対の軸を議論前・議論後の
2つ分書いておく。
- ワークの通り、生徒に賛成・反対の意見を
考えさせ、自分の意見を付せんに書く。
付せんの色は賛成=青、中立=緑、反対=赤。
- 付せんの意見を自分の出席番号マグネットを
使って黒板の軸に沿って掲示。
- 教材スライドの意見を聞いて考えたり、
グループで友達と意見交換を行ったりする。
- 様々な意見を聞いた上で、再度の自分の意見を
付せんに書いて、議論後の下の軸に掲示。
- 議論前と後の軸を出席番号を手がかりに
見比べて、個人の変容を特定する。
- 賛成から反対になった子、反対から賛成に
なった子など、様々な変容の仕方とその理由を
発表・共有して、メタ認知を促進するとともに、
多様な意見の持ち方、考え方を確認。

西東京市立田無第四中学校 清水 祥彦 先生
オリンピックとパラリンピックのいい面だけでなく、「課題」にもフォーカスした教材だったので、いろいろな人の考えを聞きながら、自分の意見を深め、メタ認知させることに重点を置き、ワークアレンジを行いました。