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「国際理解授業の活用例:セネガルのおもてなし!」

■アレンジ概要
プログラム②「多様性と国際理解」での活用事例です。先生が教材研究において、世界のおもてなしを調べたところ「セネガル」がおもてなし世界一の国であることを知り、授業の題材としました。同国のおもてなしの学習やセネガルのサッカー選手が学校にやってきた際に大切にすることを考えた上で、生徒が「おもてなしプラン」を作成するワークを追加した授業アレンジの紹介です。

プログラム②スライド教材アレンジ

発展授業で生徒の作成したポスター
●アレンジの経緯
国際理解の授業において、相手国の知識や情報を得るだけにとどまらず、より実践的な形で国際理解を深めるために、授業の中のワークでアウトプットまで行えるように構成したい。

●アレンジの概要
プログラム②を活用し、おもてなしの国「セネガル」に対象を絞って授業を実施。同国への理解を深めた上で、「おもてなしプラン」を考える実践的なワークを追加。
■アレンジの詳細

アレンジワークシート(一部)
東京2020大会において、海外の人々を「おもてなし」する上で大切なことを考える授業のアレンジ事例です。
- 2020年の東京大会でセネガルのサッカー選手団が
来校するという設定を提示し、具体的にどう
「おもてなし」したらよいかを問いかける。
- セネガルが「おもてなし世界一の国」であることに
触れ、同国のおもてなしに関連する情報や映像
(教材には含まれない)を提示。生徒は同国の特徴を
ワークシートにメモする。
- 提示された映像や情報を参考にセネガル人を
おもてなしする「一日おもてなしプラン」を
グループで作成し発表する。
- おもてなしの例として「パナソニックセンター東京」
のおもてなしの映像を視聴し、海外の人をおもてなし
するために必要なこと・ものは何かを考える。
- 東京2020大会のボランティアに関する知識を得た上で、
自分ができる「おもてなし」について考える。

生徒の考えた「一日おもてなしプラン」 ※黒板上部の数字はタイムスケジュール
●教員の声

東京学芸大学附属世田谷中学校 篠塚 昭司 先生
「国際理解」や「おもてなし」は相手の国の特徴や文化を知識として得るだけでなく、実際におもてなしを考えたり、行ったりすることでより深い理解につながると思います。スライド教材やワークシートを活用し、生徒の実態に合うように、より実践的なワークを追加しました。