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「小学生向けのワークアレンジ!
グループでのイメージマップ作成」

■アレンジ概要
小学校でのプログラム①「大会の意義とそれを支える人々」の活用事例です。中高生向けの本教材を、テーマや題材はそのままに、小学生向けに言葉や問いをわかりやすくしたり、ワークを易しくしたりするなどのアレンジを行っていただいた事例を紹介します。

授業の様子

グループワークの様子
●アレンジの経緯
東京2020大会を題材に社会への様々な関わり方や自身の将来について考える授業を行いたいが、パナソニックの教材設定は中・高生向けのため、小学生向けにいくつかの箇所を工夫した。

●アレンジの概要
プログラム①を活用し、言葉や問いを含めスライドやワークを簡易にアレンジし、「支える役割」のイメージマップから自身の大会への「関わり方」を考えるワークを追加。
■アレンジの詳細

東京2020大会を「支える」役割に注目し、イメージマップで大会を支える人々を考えるワークの小学校版アレンジ例です。小学生向けに「問い」をわかりやすい言葉にしたり、ワークを小学生用に易しくアレンジしたりしました。
●問のアレンジ
冒頭の導入にある「オリンピックとパラリンピックと聞いて思い浮かべる言葉は?」という問いは
「オリンピックと聞いてイメージするもの」に易しく変え、全員で付せんで共有した。
※一人ではイメージしづらい場合にも他の人の意見を見えるようにすることで共通認識をもてた。


●ワークアレンジ
【ワークシート準備】
グループワーク用にイメージマップのワークシートをA3 で印刷し、ホワイトボードマーカーで書き込めるよう、ラミネートを行う。
- 2020年の東京大会を題材に選手以外にもたくさん 関わっている人がいることに触れる。
- グループにグループ用ワークシート(ラミネート) を配布し、大会を支える人々にはどのような人がいるか、イメージマップを書かせる。
※ラミネートとホワイトボードマーカーを使うことで、小学生で書き直しが多い状況にも対応しやすくなる。
また、考えやすいように支える人々がイラストになったスライドも印刷し各グループに配布した。
※アイディアを出す補助教材としてイラストを参考にする。写真赤枠内。
- 各グループで書いた「支える役割」のイメージマップをクラス全体で共有する。
- いろいろな役割や人々がいる中で、自身が東京2020大会にどのような形で関わりたいか、また将来どのようなことをしたいか考えて共有する。
●教員の声

練馬区立田柄第二小学校 吉田 光男 先生
小学生にとってオリンピックとパラリンピックはとても興味をひく題材ですので、そこを活かしながら小学生がつまづかないようにワークをアレンジしました。 また、「支える」「役割」などのキーワードを意識して、キャリア教育の要素を取り入れ、大会(社会)にどうかかわりたいか、そして、自分の将来についても考えるようにしました。