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「アクティブ・ラーニング型の課題解決活動を
組み込んだカリキュラム!」

■アレンジ概要
プログラム①~⑤を活用したカリキュラム・マネジメントの事例です。「持続可能な社会の実現」をテーマにした年間カリキュラムを編成し、
各単元で生徒がその時の考えや意見をアウトプットできる発展的な活動を意識し、アクティブ・ラーニングを実践した事例を紹介します。

ICT機器の活用によるアイディア探し

生徒のプレゼンテーション
●教材活用の経緯
「持続可能性」に関する年間単元を構想し、各授業で様々な社会課題に触れるようにカリキュラムを検討・模索していた。また課題を身近に感じられる題材がよいと考え、「オリンピック・パラリンピック」に着目した。

●教材活用の概要
各授業のテーマ(社会課題)に合わせて、教材を選択・活用し、社会課題についての基礎的な視点を構築できるようにした。また、それぞれのテーマで発展的に課題解決型の活動(ビジネスプラン作成など)を設定した。
●年間カリキュラム
「持続可能な社会の実現」に向けて、各自が考える必要なアクションを起こすことを年間のゴールとして設定し、前半ではオリンピックと
パラリンピックという題材を通して、様々な社会課題に触れて、後半でテーマを絞り課題解決を考えるカリキュラム構成です。

●「多様性と国際理解」単元 プログラム②の活用

- プログラム②を実施し、国際理解や自身ができる
「おもてなし」について考える。 - その後「青年海外協力隊」との交流授業、
「CNNニュース」にある世界の問題を知り、異文化
理解や国際交流について知識を深め、課題を考える。 - グループで課題の解決案を検討、それらを踏まえた
「おもてなし」企画を考えてプレゼンテーションを
行う。
●「技術革新と社会変化」単元 プログラム③の活用

- プログラム③を実施し、オリンピック・パラリンピックを通した技術革新と社会変化について知り、
未来にあるとよい技術についてグループでアイディアをだす。 - その技術が誰にどのくらい求められるか、
プログラム①のイメージマップを利用して、
関連する「経済主体」を洗い出して関係を整理し、
それぞれのニーズを考える。 - プログラム③の企画書ワークシートをベースに
アイディアを統合し、5W1Hの視点で整理しながら
ビジネスモデルプランの検討を行う。
●年間カリキュラム

●教員の声

関西学院千里国際高等部 教諭
日本アクティブ・ラーニング学会 会長 米田 謙三 先生
生徒が主体的に学びに向かうためには、興味・関心を喚起する魅力的で「リアル」な題材がとても重要です。
「オリンピック・パラリンピック」は社会的な注目度も高く、題材として申し分ない。
また、そこから「社会課題」につながっていくパナソニックの教材は本カリキュラムを編成する上で
大変役立ちました。