プログラム映像教材活用のすすめ②

「オリンピックとパラリンピックを題材とした教育プログラム」は、ご提供している①~⑤のプログラムが、それぞれ50分の授業でそのまま実施いただける内容となっており、各プログラムに、付随する映像教材があります。長年にわたって大会をサポートするパナソニックならではの臨場感あふれる映像と内容となっており、先生方から好評をいただいています。
今後は、学校での一人一台端末環境や通信環境の整備により、授業での「動画」活用が、より日常的にできるようになります。そのような状況も踏まえ、今回はパナソニックの各プログラムの映像教材のみを授業で活用した事例についてご紹介します。

■映像教材(3分~5分)は単体でも他授業に活用できます。

プログラム映像教材一覧
※記事内で紹介する「映像活用例」は、本プログラムのアンケートにお答えくださった
 先生方の実践をもとにしております。映像教材の他教科等での活用のヒントとして、
 その一部をご紹介します。

今月の紹介動画①

プログラム④ 多様性と共生社会

「パラリンピックとはどんなもの?」 2分56秒

映像教材「リオオリンピックの舞台裏」のキャプチャ
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●映像概要:
  • パラリンピックの成り立ちや概要、パラリンピックが目指す社会について、大会の様子や選手・関係者のインタビューを通して紹介。
  • パラリンピックが単なる障がい者スポーツの大会でなく、大会を通して目指している理想の社会があること、また、選手も想いをもってスポーツに打ち込んでいることに気づく。
  • 迫力ある選手の競技の様子やインタビューも含め、パラリンピアンの凄さを感じられる映像。
●関連キーワード:
「パラリンピック」、「障がい者スポーツ」、「障がい者理解」
●映像活用例:
【保健体育】国際的な大会が果たす文化的な役割に触れる単元で活用
「文化としてのスポーツの意義」などの単元で、本映像を活用することでパラリンピックの大会の様子や成り立ち、また、大会が目指している社会などを大会関係者のインタビューなども踏まえて伝えることができ、大会の果たす社会・文化的や役割や性質に気づくことができます。

【障がい者理解】パラリンピアンの迫力や凄さを伝えるために活用

障がい者理解の授業で、本映像を活用することで、パラリンピアンの凄さ、障がいのあるなしに関わらず夢を追いかけ輝く姿を伝えることができます。
また、パラリンピアンが一人の人として、想いをもって努力していること、自分の価値は自分で決めるという強い生き方をしている姿に、人の価値は障がいの有無ではないということに気づくことができます。

今月の紹介動画②

プログラム④ 多様性と共生社会

「人と人とが共に生きる社会とは?」 6分38秒

映像教材「パナソニックセンター東京のおもてなし」のキャプチャ
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●映像概要:
  • パナソニックの重度障がい者多数雇用事業所である「パナソニック吉備株式会社」で障がい者と健常者が共に働く様子を紹介する映像。
  • 障がい者4人に対して健常者1名というバランスで作業をするための、各障がい種に配慮した施設や連携の工夫、また、相互のコミュニケーションの大切さなどを知ることができる。
  • 障がい者と健常者が互いに配慮しながらも対等に接している様子を感じ取れる映像。
●関連キーワード:
「共生社会」、「障がい者理解」、「コミュニケーション」
●映像活用例:

【障がい者理解】体験活動などの事前授業で活用

障がい者との交流などの体験活動がある場合、事前授業として本映像を活用することで、映像内のインタビューにあるように、接するときに障がい者だからといって、特別な人と意識せず、一人の人として接する、というコミュニケーションの姿勢の大切さを伝えることができます。

【家庭科・総合など】共生社会に触れる単元や授業で活用

高校家庭科「共生社会と福祉」やその他、「共生社会」を扱う授業で本映像を活用することで、概念として捉えづらい共生というイメージを、障がい者と健常者という文脈で具体的に持つことができます。また互いが互いの違いを認識し認めた上で対等に接することなど、共生の上で必要な態度にも気づくことができます。

今月の紹介動画③

プログラム⑤ オリンピックとパラリンピックが
       めざすサスティナブルな未来

「大会が与える社会への影響」 2分40秒

映像教材「放送技術の進化」のキャプチャ
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●映像概要:
  • 大会が社会に与える影響について、プラスの側面だけでなく、マイナスの側面にも触れることで、大会開催において考えなければならない課題があることを紹介。
  • 大会を開催することで、良い面と悪い面があること、また一時的な視点でなく、大会後も踏まえた長期的な視点で考える必要があることに気づく。
  • 大会開催の経済効果や世界からの注目などのきらびやかな側面を取り上げた後、開催による一時的な混乱、大会後の施設の利用などについて、実際の現地の映像なども活用して課題提起する映像。 
●関連キーワード:
「持続可能性」、「レガシー」、「SDGs」
●映像活用例:
【総合的な学習の時間など】持続可能性について扱う授業で活用
持続可能性やSDGsに関連する授業の導入で本映像を活用することで、概念として身近に考えづらい持続可能性についても、映像にある「大会後の競技場施設の荒廃」の課題などから、必要となる一時期だけでなく、長期的な視点で物事を捉えることの重要性を知ることができます。
【社会科:公民(高校)など】「現代の経済社会と経済活動の在り方」の単元で活用
現代の経済社会の変遷に関連させて、本映像を導入で活用することで、1964年当時の社会や経済活動の様子を知ることができます。また、大会開催に伴う課題に触れることから、上記単元で内容の取り扱いがある「個人や企業の経済活動における役割と責任」について、課題の提起や示唆を与えることができます。

今月の紹介動画④

プログラム⑤ オリンピックとパラリンピックが
       めざすサスティナブルな未来

「大会に向けて自分ができること」 4分00秒

映像教材「放送技術の進化」のキャプチャ
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●映像概要:
  • 東京2020大会に向けて、企業や個人、高校生がそれぞれがもっている想いや自分たちにできるアクションをインタビュー形式で紹介。アクションの実施者は、「パラリンピック会場を満席にしたい企業」「パラリンピックのマラソンT12(視覚障がい)伴走者として活動するボランティア」「カンボジアの生徒と選手村に納品する商品を開発する高校生」。
  • それぞれの立場の人たちがそれぞれの立場で大会に向けてできることを行っている姿から、身近にアクションを起こしていくことの大切さに気づく。
  • 高校生がアクションを起こしている様子やインタビューで想いを語っているので、視聴する生徒にとっても身近な年代がアクションを起こしていると感じることができる。
●関連キーワード:
「アクション・実行」、「レガシー」、「SDGs」
●映像活用例:
【総合的な学習の時間など】プロジェクトなどを実施する導入で活用
持続可能性をテーマにしたプロジェクトを行うような場合、本映像を活用することで、企業(団体)、個人(社会人)、高校生のそれぞれのアクションを見ることができ子供たちが「自分たちができる対象や範囲に対してアクションを起こすこと」のイメージや「自分が得意なことで誰かに役立つこと」などの重要性に気づくことができる。
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ご覧いただきありがとうございました。次回の記事もお楽しみに。