オリンピックとパラリンピックに関する
パナソニックの教育支援

オリンピックとパラリンピックを題材にした教育を考える
Terchers’セミナースペシャル

第2部 プログラム紹介③

ANA Blue Academy ミライつく~る

ANAホールディングス株式会社
コーポレートブランド・CSR推進部 社会貢献担当
二階堂 由夏 氏

「今日は、ミライつく~る便にご搭乗いただきましてありがとうございます。
私はチーフパーサーの二階堂です。みなさん、準備はできていますか?それでは、ミライに向かって出発します。We are ready for take off to the future !! 」
(映像視聴)「ミライつく~る」は、いつも先ほどのメッセージから始まります。

将来を描く時期を迎える子供たち。「これから出会うさまざまな人々と協働しながら、夢にあふれる『未来を切り拓く力』を育むことを応援する。」
これが、このプログラムで目指す次世代育成です。

写真:ANAホールディングス株式会社 コーポレートブランド・CSR推進部 社会貢献担当 二階堂 由夏 氏

このプログラムのポイントは、次の3つです。

  • 小学校5・6年生を対象にした、学校で実施するキャリア教育の出前授業であること。
  • 新学習指導要領の趣旨に則り、子供たちが仲間と協力・相談し課題解決していくアクティブ・ラーニング形式を取り入れていること。
  • 現役のANAグループ社員(パイロット・キャビンアテンダント・整備士・グランドスタッフ・グランドハンドリングスタッフ)が講師を務め、実際にフロントラインで使用しているツールも使った仕事体験ワークを実施すること。
写真:「ANA Blue Academy ミライつく~る」 プログラムの様子

このように、実社会で働く私たちが学校に足を運び、「お話をさせていただく講話型の授業」ではなく、子供たちがワークや体験を通して、「本物に触れる」ことができるようにしています。

なお、「東京2020公認プログラム(教育)」の認定を受けており、機内外でのユニバーサルな対応について学ぶことができる内容となっています。
学校の授業でも学ぶ機会はあると伺ったことがありますが、実社会で現実にユニバーサルな対応をしている、私たち航空会社の社員と一緒に実際に行ってみることで、臨場感を出すことができます。
東京オリンピック・パラリンピックの際には、たくさんの外国の方々が、東京を起点に日本各地に訪れることでしょう。
その時に、このプログラムを学んだ子供たちが、これから出会うさまざまな人たちに、その国の言葉であいさつをしてみたり、お手伝いの必要な方々に、そっと手を差し伸べてみよう、そんな気持ちに少しでもなってくれたらという思いを込めました。

みなさんにもワークの1つ、パイロットのパートでのアクティブ・ラーニング「フライトプランを考えよう!」を体験していただきたいと思います!

  • 羽田から伊丹に向かう最終便です。実は、出発が15分遅れております。このままですと、到着する伊丹空港の運用時間ギリギリの到着なのです。
  1. 雲を避けて高度を高くとるプラン。揺れずに、温かい飲み物もサービスできますが、到着時刻がギリギリです。
  2. 中ぐらいの高度をとるプラン。温かい飲みものは提供できないのですが、ギリギリの時間とくらべて少し前に到着ができます。
  3. 低い高度で雲の中を通るプラン。かなり揺れますが、予定通りの時間に到着することができます。

みなさんは、どの高度を選びますか?考えてみてください。

実は、これには答えがなく、どれも正解です。ワークの解説として、実際のパイロットは、天候や、客室乗務員から受ける機内の様子などいろいろな情報から、今はどの高度がベストなのかを、仲間とともに考えていることを伝えます。
このようなワークを通して、私たちが仕事にあたる上で大切にしている「お客様視点」「安全」「チームスピリット」「社会への責任」「努力と挑戦」(ANA’sWay)に触れていただいています。

私たちANAグループは、この「ミライつく~る」を47の都道府県で展開し、全国の子供たちに提供することで、未来をつくる次世代育成に貢献していきたいと考えております。