落下(らっか)する水滴(すいてき)で電気を発生させてみよう!

下じきを布(ぬの)にこすって頭に近づけると、髪の毛が下じきに引きよせられるよね。これは、布(ぬの)で下じきをこすった時に、摩擦(まさつ)によって、下じきの表面に静電気がたまるためだよ。ポタポタ落ちる水滴(すいてき)にたまっている電気をコップに集めて、電気を蓄(たくわ)えてみよう。

イギリスの科学者ケルビン(ウィリアム・トムソン)は、1860年ごろ、プラスの電気をもつ水滴(すいてき)とマイナスの電気をもつ水滴(すいてき)をべつべつに作って集めれば、電気をためることができることを発見したんだ。

実験で使うものをチェックしうよう!
使うもの
材料集め

ほとんどの材料は、おうちの中にあるものや、雑貨(ざっか)・ホビー用品のチェーン店やホームセンターなどであつかっているものだよ。おとなの人と相談して材料を集めてみよう!

注意!

はさみやカッターナイフを使うときは、けがをしないように気をつけよう。
水を入れたケルビン発電機のアルミ線の先やアルミはくには、感電のおそれがあるので、直せつ手でさわらないようにしてください。 高圧の電気が発生します。
湿度(しつど)が高いと静電気が発生しないので、湿度を下げた部屋の中でしよう。

※実験の前に必ず石けんで手をよく洗いましょう。
※使用する道具や材料は消毒してから使いましょう。