どうして暑い日には汗(あせ)が出るの?

夏って暑い。汗がいっぱい出て、かゆくなったりするね。でもどうして汗なんか出るんだろう? 実は汗には体温を調節してくれるという大切な役目があるんだ。

夏みたいに暑い日には、体温も上がってしまう。風邪(かぜ)をひいて熱が出たときもそうだね。体温が上がると体が辛(つら)く感じる。そんな時、汗は、皮膚(ひふ)に開いた小さな穴(あな)から出てきて、蒸発(じょうはつ)する時に体の熱を奪(うば)っていってくれるんだ。そうして体温を大体36.5度前後に保(たも)ってくれている。夏には1日で5~10リットル(2リットルのペットボトル2~5本分)もの汗が流れることもあるんだって。